さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

うたた寝から目覚めると、さっちゃんが家にいません!

2019-01-09 22:17:12 | 今日のビックリ
今日は今年最初の言語リハビリの日。
前の晩が遅かったこともあって、病院帰りの午後、しばし横になってしまいます。
さっちゃんも僕の隣りで寝ていたはずなんですが・・・・

4時10分ころでした。
僕は目覚めると、さっちゃんは横にいません。
トイレにもいません。お風呂、台所、隣りの部屋、ベランダ、どこにもいません。
玄関のカギは開いたまま。
さっちゃんの靴もありません。
外に出て、すぐ周りを見て回りましたが、いません。

大変です!
4時20分。日没まであとわずか。
部屋着の上に、ジャンパーやだぶだぶのズボンを穿いて、毛糸の帽子をかぶります。
玄関のカギは開けたままにしておきます。
僕が出かけてる間にさっちゃんが戻って来た時のことを考えて。

自転車で外へ。
団地の棟の周りを左回りで回りました。
いません!
この時間ですから、散歩をしに多摩川の土手へ行ったのかもしれません。
でも、何となくそれはないような気もします。
ですからいちばん近い街道に行ってみました。
買い物でスーパーに行ったり、駅へ向かったりする際に横切る街道。

その街道に入ったとたん!
あ~~っ!
すぐ先から見慣れたシャツを着た小柄な人がこちらへ歩いて来てるじゃあないですか!
そう、やっぱりさっちゃんです!
さっちゃんも僕のことに気づきます。
出会うと、さっちゃん、泣きそうな表情。
あ~あ、よかった!
さっちゃんも「よかった!」って言ってます。
心からホッとしたみたい。

一緒に家へ戻ります。
でも、またまたびっくりすることが!
僕たちの棟に入る直前で、植え込みの土の上で、さっちゃんズボンやパンツを下ろすじゃあないですか!
お尻を出して、おしっこ。
そのすぐ後に来た小学生の女の子に見られてましたね。
僕は自転車なので、階段ではない別の入り口から入っていたので、どうしようもありません。

そんなこともあって、夕食の前にお風呂に入りました。

僕はさっちゃんにいろいろと聞きました。
でも、いつごろ、どこまで、歩いていったのか分かりませんでした。
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深沢屋敷の裏から取り付き、金比羅尾根を下りました

2019-01-08 12:02:53 | 山登り
一昨日の日曜日、僕が所属している山岳会YYDのメンバーS上さんと3人で歩きました。
武蔵五日市駅の裏、深沢北尾根。
この尾根へはいろんなルートから登っています。
今回は「五日市憲法」由来の地、深沢屋敷の裏手から取り付いてみることにしました。

S上さんは山でトレランもするくらいですから、歩くのは速い方。
さっちゃんの超ゆっくりなペースに付き合ってくださいました。
有難いことですね。

日曜日は雲の多い日でしたから、それはちょっと残念でしたけれど、
山歩き自体はのんびりと楽しむことが出来ました。

問題はトイレです。
駅でトイレへ入りました。
多機能トイレでしたから、僕も一緒に入りました。
最近は多機能トイレの場合、一緒に入ることも多くなりました。
深沢屋敷すぐ手前の公衆トイレにも入りました。
この時はS上さんが一緒に行ってくれました。
山中では一度、金比羅尾根に出てから、用を足そうとしました。
何やらムニャムニャ言うので、
「トイレ行くの?」と聞きますが、どうやらそうらしいのです。
登山道から外れて、ズボン、ズボン下、パンツを脱がせます。
でも、ちょっと変?
何やら怒りだして、脱いだものを上げようとします。
「ええ~っ? おしっこするんじゃないの?」と僕。
「#*+>・・・しない'&)$」

どうやらおしっこをしたい訳じゃあないみたいです。
琴平神社横の公衆トイレには最後に入りました。

まあ、トイレに関しては今回はさほど問題はなかったですね。

S上さんはすぐに帰らなければいけませんでしたから、
僕たちも家へ帰り、ご飯を炊きます。
炊き上がるまでにお風呂に入ります。
冷凍焼売とインスタントのお味噌汁、玉子入りの納豆で夕食をいただきました。


▲後ろに深沢屋敷の蔵が見えています。この蔵から「五日市憲法」の草案が見つかりました。しばらくは踏み跡程度の急登が続きます。


▲送電鉄塔、真藤ノ峰を経て、この写真は梵天山直下の急登です。ここを通過すれば、あとは楽な山道が続きます。
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さっちゃんの弟妹全員が集まりました。でも、さっちゃんは名前を覚えていません

2019-01-04 23:47:37 | 生活の一場面
さっちゃんの弟妹は三女のKa子さんの他は皆東京に住んでいます。
それぞれの家族や生活がありますから、東京在住のメンバーも全員が集まることは滅多にありません。

ところが、昨日は奇跡的に全員が集まったんです。
何故かいうと、九州に住んでいるKa子さんが東京に出てきたからです。
平成最後の天皇陛下の一般参賀に出席したんだそうです。

朝、そのことを知らされて、朝食後出発、お昼過ぎに僕とさっちゃんは到着しました。
さっちゃんはおそらく弟妹の顔は覚えているんだと思います。
でも、名前は出て来ません。
それも当然ですよね。自分の名前も忘れてしまってますから。

楽しい時を過ごし、夕方には全員が帰宅の途につきました。
僕とさっちゃんがいちばん最後だったんですが、
帰る直前にさっちゃんの姪っ子とその子供たちとも顔を合わせることが出来ました。
でも、そこまではさっちゃんも顔を覚えてはいなかったようです。
もちろん本当のところは分かりませんけど。


▲左から、僕、さっちゃん(長女)、K子さん(四女)、T男さん(長男)、N子(次女)、Ka子さん(三女)。N子さんのご自宅に集まりました。他にK子さんのご主人とN子さんのご主人も。
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天覧山最下部の岩場、大勢で一日中岩登りトレーニングをしました

2019-01-02 22:12:42 | クライミング
もう昨年のことになってしまいました。
12月30日の日曜日、前の週に引き続き、天覧山へ行きました。
クリスマスイヴはさっちゃんと二人だけでしたけれど、今度は総勢10人。
中学生と小学生の男の子もいます。

岩場には9時過ぎには到着し、15時ころまで練習しました。
岩登り自体が初めてのメンバーもいましたし、初めてではなくともほとんどが初心者。
易しい岩場で繰り返し、練習しました。

レベル自体はさっちゃんにもちょうどだったんですが、
さっちゃんの知らない人も多くて、ちょっと戸惑ったことでしょうね。
小学生の男の子の頑張る姿がさっちゃんをいちばん和ませていたように思います。

途中、何か不満そうにしてましたけれど、その都度岩を登ってもらいました。
お昼過ぎに、これまた何やら不満げな言葉を発するので、
おそらくトイレなんだろうなと推測し、トイレに連れて行ってあげました。
トイレまでは10分くらいかかるんです。
どうやら正解だったようですね。

この日は珍しく僕はカメラを忘れました。
年に1回あるかないかです。
写真はありませんが、先週と同じ場所です。
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さっちゃんには大晦日もお正月も関係ありません

2019-01-01 22:41:19 | 生活の一場面
僕は季節の行事やしきたりをちゃんと行うような人間ではありません。
どちらかと言うと、そんなことは軽視するタイプです。
僕とは逆にさっちゃんはそのようなしきたりを大切に思い、きちんと実行する人でした。
菖蒲湯だったり、柚子湯だったり、七草粥やら、牡丹餅を作ったり、御萩を作ったり・・・・

さっちゃんと暮らし始めて、初めて古来から続くそのような風習の良さを感じさせてもらったものです。

そんなさっちゃんでしたから、大晦日の年越しそばや元旦のお節料理や御神酒もしたかったんですが、
なかなかそこまでは手が回りませんでした。
元旦の朝食は、いつものパン、コーヒー、ベーコンエッグ、レタス、トマトではなくて
お雑煮を作りました。

大晦日の晩から、夕食はおでんだったんですが、元日の夜もおでん。
ただ、おでんの具に昆布も加えました。
スーパーでお惣菜を買いました。
それも、お豆の煮もの、数の子、ほうれん草の白和え。
数の子は三片だけでしたが、高いですね!

ほんの少しでしたが、お正月らしいこともやってみました。

大晦日の晩には
「今年一年、有難うございました。来年もよろしくお願いしますね」
と、さっちゃんにご挨拶。
さっちゃんは何のことだか分からないみたい。

元旦には
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね」
と、またまたさっちゃんにご挨拶。
やっぱり、さっちゃんは何のことだか分からないようですね。
大晦日だとか、お正月だとか、そんな区別はさっちゃんにはありません。

でも、僕は心新たになって、さっちゃんのことを改めて好きになろうと思いました。
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