新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

ガレキとラジオ

2013-02-08 23:34:50 | 映画
「ガレキとラジオ」
監督 塚原一成
   梅村太郎

※ネタバレ的な書き方は、なるべく避けたつもりですが、そう感じたらご免なさいm(__)m。

地元FM局主催の上映会に行ってきました。全国先行上映らしいです。

宮城県南三陸町。震災で壊滅的な被害を受けたあの町で、町が出資して立ち上げ、2011年5月17日から2012年3月31日までの10か月間だけ放送していたローカルFM局、FMみなさんの活動を追い掛けたドキュメンタリー映画です。

メンバーは全員素人、機材もろくに無い。そんな中で放送を続ける姿を、カメラは淡々と写していきます。

お涙頂戴に陥らず、津波や震災時のショッキングな映像も使わず、密着とは言えない微妙な距離感で、描かれるのはメンバー達の何気ない日常。そこに展開するのは、等身大の人間の等身大の生活。

生きているのです。

毎日の生活があるのです。

震災は特別な出来事だったかもしれないけど、生き残った被災者には、相も変わらぬ日常生活が待っているのです。

これからも、生きて行かねばならないのです。

この映画が描きたかったのは、そういうことではないのかな、と、そのように感じた次第です。





X―MENシリーズ

2013-02-08 00:21:14 | 映画
「X―MEN」
「X―MEN2」
以上、
監督 ブライアン・シンガー
「X―MEN
 ファイナルディシジョン」
監督 ブレット・ラトナー
全て主演 ヒュー・ジャックマン

遠くない未来、遺伝子の突然変異で各地に次々と生まれるミュータントを弾圧し、排斥しようとする人類と、自らの力を用いて人類を支配しようとするマグニートー一味、そのマグニートーと対立し、人類とミュータント双方の平和を目指して闘うX―MEN達を描く、大ヒット人気シリーズ。

「レ・ミゼラブル」でヒュー・ジャックマンに興味を持ったので、シリーズ3作品を立て続けに見てみました。

感想は…思った以上に面白かったです

今までは、マーベルコミックの映画化作品に正直抵抗があって、「40過ぎてまで見るものじゃないだろう」なんて食わず嫌いになってたんですが、認識が誤っていました。反省\(__)。

考えてみれば、異能者や自分と異なる者への無理解と排斥というのは、かつて石ノ森章太郎先生が好んで取り上げたテーマですし、現実に戦争の原因ともなっている要素でもあります。

人間は、いつか互いに理解しあい、平和に共存できる世界が来ると、信じていたいものです。