「ガレキとラジオ」
監督 塚原一成
梅村太郎
※ネタバレ的な書き方は、なるべく避けたつもりですが、そう感じたらご免なさいm(__)m。
地元FM局主催の上映会に行ってきました。全国先行上映らしいです。
宮城県南三陸町。震災で壊滅的な被害を受けたあの町で、町が出資して立ち上げ、2011年5月17日から2012年3月31日までの10か月間だけ放送していたローカルFM局、FMみなさんの活動を追い掛けたドキュメンタリー映画です。
メンバーは全員素人、機材もろくに無い。そんな中で放送を続ける姿を、カメラは淡々と写していきます。
お涙頂戴に陥らず、津波や震災時のショッキングな映像も使わず、密着とは言えない微妙な距離感で、描かれるのはメンバー達の何気ない日常。そこに展開するのは、等身大の人間の等身大の生活。
生きているのです。
毎日の生活があるのです。
震災は特別な出来事だったかもしれないけど、生き残った被災者には、相も変わらぬ日常生活が待っているのです。
これからも、生きて行かねばならないのです。
この映画が描きたかったのは、そういうことではないのかな、と、そのように感じた次第です。
監督 塚原一成
梅村太郎
※ネタバレ的な書き方は、なるべく避けたつもりですが、そう感じたらご免なさいm(__)m。
地元FM局主催の上映会に行ってきました。全国先行上映らしいです。
宮城県南三陸町。震災で壊滅的な被害を受けたあの町で、町が出資して立ち上げ、2011年5月17日から2012年3月31日までの10か月間だけ放送していたローカルFM局、FMみなさんの活動を追い掛けたドキュメンタリー映画です。
メンバーは全員素人、機材もろくに無い。そんな中で放送を続ける姿を、カメラは淡々と写していきます。
お涙頂戴に陥らず、津波や震災時のショッキングな映像も使わず、密着とは言えない微妙な距離感で、描かれるのはメンバー達の何気ない日常。そこに展開するのは、等身大の人間の等身大の生活。
生きているのです。
毎日の生活があるのです。
震災は特別な出来事だったかもしれないけど、生き残った被災者には、相も変わらぬ日常生活が待っているのです。
これからも、生きて行かねばならないのです。
この映画が描きたかったのは、そういうことではないのかな、と、そのように感じた次第です。