新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

僕は、許せない

2015-10-24 22:44:09 | 子育て


 美術の宿題で、娘が12色相環を作っています。模様が入って、なんかかっこいい。



 僕は、それを見ながら週末の一杯。至福のひと時です。

 ところで、さっき、このビールを買いにコンビニに行った時のこと。

 僕が店から出るのと入れ違いに、若い男が入ってきました。サッカーらしきユニフォームを着ていますから、練習か試合の帰りなのでしょう。降りてきた車の助手席には、チャイルドシートに座った幼稚園くらいの男の子が、すやすや寝息を立てています。

 もう、夜の10時過ぎです。こんな時間まで幼児を連れまわして、どういう了見なのか。若干の嫌な気持ちを抱えながら自分の車に乗り込む際、ふと店内の様子を見ると、先ほどの男が雑誌を立ち読みしているではないですか。

 僕は、こんなのが許せない。確認してはないけれど、父親でしょう?

 幼子をほったらかして、何やってるの?

 しかも、仕事ならまだしも、自分の趣味で子供を遅くまで連れまわして。

 許せない。

 こんな時、僕は娘が小さかった時のことを思い出します。

 保育所や児童クラブのお迎えの時間に間に合わないから、定時になったらすぐに職場を出ていました。非常勤の女性を除いて、そんな人間は一人もいません。直接嫌味を言う人間もいたし、何かの折に「仕事に家庭の事情を持ち込むな」とか「甘えるな」とかさんざん言われ続けました。その一方で、赤ん坊ほったらかしで残業や夜遊びに精を出している同僚が、「あいつはよく頑張っている」とか「話の分かるやつだ」とか言われていて。苦々しい思いを抱えて、生きてきました。

 子供が生まれたら、子供に生活を合わせるのは、当然のこと。自分の趣味などで気分転換を図るのも必要なことですが、あくまで子供が生活の中心。親の趣味に付き合わせて、子供を非常識な時間まで連れまわすなど、僕にとっては、言語道断な話です。よく見かけますけど。

 親の資格のない親が、増えた気がします。