「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」
監督 ギャレス・エドワーズ
主演 フェリシティ・ジョーンズ
(物語)帝国軍技術者を父に持つジン・アーソは、幼い頃、帝国軍から逃亡した罪で母が殺され、父が連行されるのを目の当たりにする。同志の手助けもあり、辛くも帝国軍の追手から逃れたジンだったが、やがて成長した彼女は、偽名を使い、犯罪に手を染めて、帝国軍に拘束される身となっていた。
移送中に同盟軍兵士から救助されたジンだったが、連行されたアジトで同盟軍将校から聞かされたのは、父が帝国軍の最新兵器を設計している事実と、彼が同盟軍にあてて送った使者が囚われている相手との仲介役を担ってほしいという依頼だった。その相手とは、自分を帝国軍から守り、育ててくれた恩人でもあった…。
☆ ☆
話題のスピンオフ作品です。代休を取った今日の夕方、映画館まで車を走らせて、見てきました。
物語の時期は、エピソード4の直前。デス・スターの設計図を巡る、壮絶な戦いを描いています。形の上ではスピンオフ、番外編ですが、まさにエピソード3.5とでもいうべき物語。直球ど真ん中、これぞスター・ウォーズという内容になっています。
改めて感じたのは、民主主義が危機に陥ったとき、一個人として何をすべきか、何ができるかということ。この映画には、そういう際にアメリカ人の考える一つの理想形が描かれています。つまり、自分の意志で銃を取り、戦う。誰に頼まれたのでもなく。誰のためでもなく。自分の命と、その全てを賭けて。そして、それがどういう結果に終わろうとも、決して後悔はしない。
独立戦争を戦い抜いて、自分たちの国を建国した国だからこそかもしれません。奴隷解放をめぐって、同国人同士で血を流しあう内戦を経験した国だからかもしれません。彼らにとって、国は自明のものではない。民主主義も自明のものでもない。いずれも、自らを脅かす強大な相手と戦って勝ち取るもの、そして自ら作るもの。
でも、世界中のほとんどの国で、民主主義はそうやって戦って血を流した結果として、国民が自ら手に入れたものでもあります。イギリス、フランス、それに、アジアやアフリカの旧植民地の数々…。
どういう話か、察しがついてしまうかもしれませんね。でも、僕らにも、その覚悟を迫られる時が来るのかもしれません。その時、どう生きるか。僕には、武器を手に取るのは正直難しい。でも、自分に恥ずかしくない生き方をしたいと思います。
監督 ギャレス・エドワーズ
主演 フェリシティ・ジョーンズ
(物語)帝国軍技術者を父に持つジン・アーソは、幼い頃、帝国軍から逃亡した罪で母が殺され、父が連行されるのを目の当たりにする。同志の手助けもあり、辛くも帝国軍の追手から逃れたジンだったが、やがて成長した彼女は、偽名を使い、犯罪に手を染めて、帝国軍に拘束される身となっていた。
移送中に同盟軍兵士から救助されたジンだったが、連行されたアジトで同盟軍将校から聞かされたのは、父が帝国軍の最新兵器を設計している事実と、彼が同盟軍にあてて送った使者が囚われている相手との仲介役を担ってほしいという依頼だった。その相手とは、自分を帝国軍から守り、育ててくれた恩人でもあった…。
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話題のスピンオフ作品です。代休を取った今日の夕方、映画館まで車を走らせて、見てきました。
物語の時期は、エピソード4の直前。デス・スターの設計図を巡る、壮絶な戦いを描いています。形の上ではスピンオフ、番外編ですが、まさにエピソード3.5とでもいうべき物語。直球ど真ん中、これぞスター・ウォーズという内容になっています。
改めて感じたのは、民主主義が危機に陥ったとき、一個人として何をすべきか、何ができるかということ。この映画には、そういう際にアメリカ人の考える一つの理想形が描かれています。つまり、自分の意志で銃を取り、戦う。誰に頼まれたのでもなく。誰のためでもなく。自分の命と、その全てを賭けて。そして、それがどういう結果に終わろうとも、決して後悔はしない。
独立戦争を戦い抜いて、自分たちの国を建国した国だからこそかもしれません。奴隷解放をめぐって、同国人同士で血を流しあう内戦を経験した国だからかもしれません。彼らにとって、国は自明のものではない。民主主義も自明のものでもない。いずれも、自らを脅かす強大な相手と戦って勝ち取るもの、そして自ら作るもの。
でも、世界中のほとんどの国で、民主主義はそうやって戦って血を流した結果として、国民が自ら手に入れたものでもあります。イギリス、フランス、それに、アジアやアフリカの旧植民地の数々…。
どういう話か、察しがついてしまうかもしれませんね。でも、僕らにも、その覚悟を迫られる時が来るのかもしれません。その時、どう生きるか。僕には、武器を手に取るのは正直難しい。でも、自分に恥ずかしくない生き方をしたいと思います。