新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

趣味じゃないもの

2019-06-02 11:19:31 | 読書
 時々、勉強のための本を買います。主に経済とか実学関係になりますけど、そういうのってすぐに読まないと意味ない場合が多いんですよね。


「地域再生の経済学」 神野直彦 著
「現場主義の人材育成法」 関満博 著

 このところ読んだ本、2冊。いずれも経済関係のですが、買ってから十数年、本棚に放置されていたものです。その間に東日本大震災があり、熊本地震があり、北海道の地震があり、その他、トランプが大統領になったり、中国も行き詰ったりで、この国の状況は、随分変わってしまいました。そうなると、この種の本の場合、書かれていることの意味が喪失してしまう部分が、少なからずある訳ですね。

 文学やSFなんかだと、良いものは時代を超えて良いし(読者を選ぶ作品はありますが)、その意味で、実学はつまらんなあ、と思います。

 あ、誤解の無いように。あくまで僕の趣味ではない、ということです。実学の存在意義そのものは、ありすぎるほどあります。ピケティの「21世紀の資本」など、分からないなりに面白く読みました。

 でも、この2冊は断捨離直行です。ありがとうございましたm(_ _)m。