本日は宮古を挟んで、南は山田の船越海岸、北は田老の山奥へと行ってきた。上下行ったり来たりはかなり疲れます。
船越海岸に行ったのは、実はヤラメスゲという植物が生育していることが確認されたので、それの説明を受けるために行ってきたのだ。
植物関係も、ウトイ小生だが、なんか貴重な植物らしい。釜石植物の会の会長さんが案内してくれた。
カヤツリグサ科スゲ属のもので北海道と東北、北陸地方の高層湿原に生育するものらしい。北方系のもので、それが大平洋岸の水辺に生息しているということは、かなりかなり貴重なもので、ここ船越海岸が南限とされるらしい。
ヤラメスゲは浜辺の小さな沢が流れ込んでくる雑草地のわずかな場所の中にあった。周辺は海岸工事などが進み、また砂浜も重機などで押し上げられ、これらの植物の生息地も狭められている。恐らく誰も貴重な植物だとは思わないほど、その存在もよく知られていない。研究者も少なく、たまたま植物を調査していた会長さんの目に止まったことで、この存在が明らかになった。絶滅危惧種の一つで、これらの保護をしないと、工事などで瞬時に消滅する恐れがあるという。
何故、ここに、いつからあるのかは分からない。ただ言えるのは、ヤラメスゲは自分の環境に適した処にしか生息しないことから、環境状態を知る上での大きな指標にもなる植物ということだ。
これから浜辺を歩く時、このヤラメスゲが生息していないか注意していきたい。ちなみに岩手県内には110種のスゲがあるという。
船越海岸に行ったのは、実はヤラメスゲという植物が生育していることが確認されたので、それの説明を受けるために行ってきたのだ。
植物関係も、ウトイ小生だが、なんか貴重な植物らしい。釜石植物の会の会長さんが案内してくれた。
カヤツリグサ科スゲ属のもので北海道と東北、北陸地方の高層湿原に生育するものらしい。北方系のもので、それが大平洋岸の水辺に生息しているということは、かなりかなり貴重なもので、ここ船越海岸が南限とされるらしい。
ヤラメスゲは浜辺の小さな沢が流れ込んでくる雑草地のわずかな場所の中にあった。周辺は海岸工事などが進み、また砂浜も重機などで押し上げられ、これらの植物の生息地も狭められている。恐らく誰も貴重な植物だとは思わないほど、その存在もよく知られていない。研究者も少なく、たまたま植物を調査していた会長さんの目に止まったことで、この存在が明らかになった。絶滅危惧種の一つで、これらの保護をしないと、工事などで瞬時に消滅する恐れがあるという。
何故、ここに、いつからあるのかは分からない。ただ言えるのは、ヤラメスゲは自分の環境に適した処にしか生息しないことから、環境状態を知る上での大きな指標にもなる植物ということだ。
これから浜辺を歩く時、このヤラメスゲが生息していないか注意していきたい。ちなみに岩手県内には110種のスゲがあるという。