月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.299 「INAZUMA SUPER SESSION」

2025-03-02 01:09:44 | 厳選ライブ盤

何故か知らないけれど、突然、存在を思い出し、CDを取り出したものです。

1987年5月11日、今は無きインクスティック芝浦ファクトリーで行われたライブを収録したCDです。

メンバーは、元クリームのジャック・ブルース、ビル・ラズウェルやジョン・ゾーンと交流があった

アメリカのセッションドラマーのアントン・フィア―、そして当時は20代だったギタリストの鈴木賢司さんです。

ジャック・ブルースがいて、スリーピースのバンドというと、やはりクリームが思い浮かびます。

実際にライブでは、クリームの曲も演奏されています。ライブ時には、ブルースは40代、対して鈴木さんは20代。

親子ほどの年齢差ですが、ブルースは遠慮もせずに演奏します。対して鈴木さんは、クラプトンのフレーズを避け、

あくまで自分のスタイルを貫きます。フィアーは、自分の曲以外は、中立を保つかのようです。

クリームの再結成というわけではないですが、非常にスリリングな演奏がされています。

今回限りのセッションというには、あまりにも勿体ない、会場も盛り上がった素晴らしいライブでした。

 

実は、この時のライブは、FMでも放送されていました。番組は、サントリー・サウンド・マーケット。

その時にエアチェックしたテープもあるはずですが、今はどこかに紛れています。CDに収録されていない曲も

放送されているので、いつか探し出して、もう一度聴いてみたいものです。

CDが発売されていたのは全然知らなくて、たまたま中古レコード屋で見つけて購入しています。

更に後から知ったのですが、海外でもジャケは違いますが、同内容のものが発売されていたとか。

それだけ演奏が良かったという事ですね。

 

80年代末期に発売されましたが、CDの再発はされていないようです。しかしながら、現在ではデータならば購入可能となっています。

例えば、アップルミュージックとか。スリリングな演奏の試し聞きが可能です。

 

‎INAZUMA SUPER SESSION "ABSOLUTE LIVE!!" - ジャック・ブルース, アントン・フィア & 鈴木賢司のアルバム - Apple Music

 

 

 



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