6月9日のロックの日、頭に浮かんだグループについて書こうと思ったら、
思いついたのがフリクションでした。
1970年代末期から80年代初めにかけて盛り上がったムーブメントの
「東京ロッカーズ」。リアルタイムで接したわけではないけれど、
シーンを盛り上げていたのは知っていました。
でも自分には聴く機会がありませんでした。唯一フリクションの名前は、
ちょくちょく聞く事があって多少興味がありました。
就職して数年経ったぐらいでしょうか。中古レコード屋で偶然見かけたのが、
このアルバムでした。やけにインパクトのあるジャケットに惹かれ、
(その時は知らなかったですが、彼らのファーストシングルの色違いでした)
中古でそれ程高い値段でなかったので、とりあえず聴いてみようと
買ってみたのでした。そして1曲目の「TIME SMOKE」を聴いて、
これはヤバいと思ったわけです。タイトでクールなロックでカッコいい。
フリクションは何度もメンバーチェンジをしてきていますが、
歴代最強といえる、レック(b)、ツネマツ(g)、チコヒゲ(dr)の
演奏はやはりいいですね。
一歩間違えれば不協和音になる手前のギリギリでの鬩ぎあいというか、
まあ兎に角、嵌れば癖になる音ですね。
その後、あるレコードの再発で、決定的にフリクションが好きになるのですが、
それはまた次回に書きたいと思います。
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