月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.228 メアリー・ブラックに魅せられて

2024-01-18 00:23:14 | 女性ボーカル

アイルランドの音楽に興味を持つようになってから、

色々なグループやアーチストを聴いてきました。

その中でも印象深かったのは、メアリー・ブラックですね。

嘗てはアイルランドで一番売れていた歌姫とも言われた人です。

 

メアリーが初期に参加していたのは、アイルランドのトラッドのグループでは

名門と言われている、ディ・ダナンです。このグループは、

モーラ・オコンネルやドロレス・ケーンといった素晴らしいボーカリストが

所属していました。メアリーもその一人になります。

 

ここで歌われる「ソング・フォー・アイルランド」は名曲ですね。

紹介するのは、再録音されたバージョンです。

 

 

その後、メアリーはソロ歌手としてデビューします。

5枚目のアルバムである「ノー・フロンティアーズ」が

日本で初めて発売されたアルバムですね。

タイトル曲の出来が素晴らしく、彼女の代表曲と言えるでしょう。

文句なしの名曲です。

 

 

「ノーフロンフィアーズ」からもう1曲。こちらはライブです。

 

 

4枚目の作品から。タイトル曲の「暗くなるまえに」は、

かのサンディ・デニーの作品。心洗われるような曲ですね。

 

 

3枚目の「ウィズアウト・ザ・ファンファーレ」からは「エリスアイランド」

しっとりした感じの曲ですね。

 

 

メアリー・ブラックの初来日は1990年なんですね。

日本で初めてアルバムを発売してすぐと、意外に早い来日ですね。

そしてその後は、JR東海の「日本を休もう'92」で

「ソーン・アポン・ザ・ローズ」がCMソングに採用されます。

 

 

 

他にも素晴らしい曲が沢山ありますが、今回はここまでで。

メアリーのアルバムは、現在廃盤なものが多いので、ここは復刻を希望します。

 

 

 

 



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2 コメント

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Unknown (sayusayu_008 りりん)
2024-01-20 10:28:07
冬の晴れた朝です。
今「Song for Ireland」聴いています。
とても清々しい歌声、そして優しさの中にも力強さが
いい曲ですね。
ピアノの旋律だけの歌声、癒されます。
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Unknown (sakaki45)
2024-01-20 21:15:20
りりんさん、コメントありがとうございます。

「SONG FOR IRELAND」は、ディダナンの方のバージョンもアコースティックな感じで
好きですが、再録音のこのバージョンの方がメアリーの声を堪能出来ていいなと思ってます。

日本で初めて発売された「ノー・フロンティアーズ」のアルバムは、
ちょうどメアリーが世界に向けての行動をし始めた時期で、その時期にメアリーの歌に
出会う事が出来てよかったと思います。
 
現在、メアリーは引退しているようなので、来日公演を見る事が出来なかったのが残念です。

改めて聴いてみるとメアリーの歌声は、心を穏やかにするだけでなく、
聴く人に力を与えてくれるような、そんな魅力を感じます。
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