アイルランド関係は、とりあえず終了しますが、
丁度いい機会ですので、なかなか触れる事のなかった女性ボーカルものについて
書いていこうかなと思います。
まずは、やはり自分にとって外せないのがザバダックですね。
ザバダックとの出会いは、たまたま読んだマイナーな音楽雑誌の記事から。
面白そうなグループだなと思っていたら、
近所のレンタル屋に置いてあるのをたまたま見つけました。
とりあえず借りてみたら、自分の好みにピッタリと合ったわけです。
メンバーは、吉良知彦さんと上野洋子さんの2人。
これが黄金期のメンバーです。自分にとっては、
上野洋子さんの声が凄く好みだったんです。
「飛行夢」、「遠い音楽」と良作が発表された後に発売されたのが「LIVE]。
1991年1月11日のシアターコクーンでのライブです。
恐らくこの時が一番、乗りに乗っていた時期ではないかと。
環境音楽でもなく、かといってプログレという程でもない、
ザバダックの音楽は独自の音楽という感じですね。
何処か民族音楽っぽいテイストもあったりして、好みにドンピシャでした。
もちろん、上野さんの歌声だけでなく、吉良さんのギターも印象的です。
時には切ない演奏もあったりして。
ライブの後半には、ノリノリの演奏もあったりします。
お客さんと一緒に盛り上がります。
そしてライブではアレンジを変えて演奏される曲も。
アコースティックバージョンで、より歌詞が身に染みるように感じる
「遠い音楽」は屈指の出来かと。
残念ながら、上野洋子さんは1993年の日比谷野音のライブを持って
脱退します。更に残念ながら、上野さんのいた時期の音源(MMG時代)は、
サブスクでも登録されていないんですよね。
幸いにもこの「LIVE」に関しては、後年、同時期に発売されたビデオ映像と共に
再発されました。探せばまだ買えるのではと思います。
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