月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.229 ザバダック「LIVE」

2024-01-23 01:01:09 | 厳選ライブ盤

アイルランド関係は、とりあえず終了しますが、

丁度いい機会ですので、なかなか触れる事のなかった女性ボーカルものについて

書いていこうかなと思います。

まずは、やはり自分にとって外せないのがザバダックですね。

 

ザバダックとの出会いは、たまたま読んだマイナーな音楽雑誌の記事から。

面白そうなグループだなと思っていたら、

近所のレンタル屋に置いてあるのをたまたま見つけました。

とりあえず借りてみたら、自分の好みにピッタリと合ったわけです。

 

メンバーは、吉良知彦さんと上野洋子さんの2人。

これが黄金期のメンバーです。自分にとっては、

上野洋子さんの声が凄く好みだったんです。

「飛行夢」、「遠い音楽」と良作が発表された後に発売されたのが「LIVE]。

1991年1月11日のシアターコクーンでのライブです。

恐らくこの時が一番、乗りに乗っていた時期ではないかと。

環境音楽でもなく、かといってプログレという程でもない、

ザバダックの音楽は独自の音楽という感じですね。

 

 

何処か民族音楽っぽいテイストもあったりして、好みにドンピシャでした。

もちろん、上野さんの歌声だけでなく、吉良さんのギターも印象的です。

時には切ない演奏もあったりして。

 

 

ライブの後半には、ノリノリの演奏もあったりします。

お客さんと一緒に盛り上がります。

 

 

そしてライブではアレンジを変えて演奏される曲も。

アコースティックバージョンで、より歌詞が身に染みるように感じる

「遠い音楽」は屈指の出来かと。

 

 

残念ながら、上野洋子さんは1993年の日比谷野音のライブを持って

脱退します。更に残念ながら、上野さんのいた時期の音源(MMG時代)は、

サブスクでも登録されていないんですよね。

幸いにもこの「LIVE」に関しては、後年、同時期に発売されたビデオ映像と共に

再発されました。探せばまだ買えるのではと思います。

 



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