某タワーレコード3枚で20%オフの最後を飾るのがこのアルバム。
NO.28でも少し書いたフードブレインの作品です。
80年代の終わり位、まだようやくCDがレコードに取って代わる頃、
ポリドールから「日本ロックの逆襲」というシリーズで
名盤と言われるものがCD化されています。
(その割にはラインナップに遠藤賢司さんとか
シロー、ブレッド&バターとか入っていましたが)
自分が探し始めたのが、発売してからしばらく経っていたので、
すでに新品がどこにも売っていないタイトルも出てきていました。
その中でどうしても見つからなかったのが、布谷文夫さんの
「悲しき夏バテ」とこのフードブレインの「晩餐」でした。
(悲しき夏バテ」に関しては、後年に紙ジャケで再発した時に購入)
フードブレインは、色々な中古屋に行く度に探していましたが、
なかなか見つからず、かなり後になって偶然発見し確保しました。
それだけに思い入れは強いアルバムですね。
そんなアルバムですが、以降何度となく再発しています。
今回購入したのは、MQA-CD+UHQCDのハイレゾ対応版で、
買い替えするに値すると判断して購入を決めました。
メンバーに関しては、NO.28でも書きましたが、
スーパーグループに相応しいメンバーです。
「晩餐」に関しましては、ボーカルをやる人がいないという事で
すべてインストゥルメンタルとなっています。
メンバーそれぞれがエゴむき出しでひりつく様なプレイを期待していたのですが、
実験的要素が強い曲が多くなっています。
陳信輝さんが、当時フランク・ザッパを好んでいたようなので、
その影響が強かったのかもしれません。
前衛的な作品なので聴く人を選びますが、
ロック史に残る作品なのは間違いないでしょう。
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