陳信輝さんがソロアルバムの次に出したのがこれです。
一言で言ったら、日本人離れをしたセンスのグループ。
スピード・グルー&シンキは、そんな言葉が相応しいグループだと思いますね。
まあみんなハーフですので、反則と言えば反則ですが…。
メンバーは、ジョーイ・スミス、陳信輝さん、ルイズルイス加部さんです。
歴戦の兵が揃ったというか、これで悪いものは出来ないなとは思います。
ニューロックというか、ヘヴィブルースとでも言うべき重い音なのですが、
それがまた何ともいえないぐらいいいです。ルイズルイス加部氏のベースも
派手な演奏はないものの、しっかりした演奏を聴かせてくれます。
なにより、ジャケットからいっていいセンスをしていると思います。
別に派手な事はしていないのに、何故か印象によく残るデザイン。
タイプライターで打ったような表示もグットかなと。
とはいうものの、90年代にCD化されるまでは、
熱心なマニアしか知らないような知る人ぞ知るといったグループでした。
それでも早くから海外では、マニアの間では評価が高かったようですね。
ブートレグもどきのようなものも販売されていたようですし。
まあ確かに派手なところは少ないので
熱狂的に受け入れられる事はないでしょうけど、
1曲1曲がなかなかいい味を出していると思います。
NO.42でも発掘ライブの記事を書いていますが、日本のニューロックでは、
1~2を争うくらいのいいグループだと思いますね。
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