吉田拓郎さんが第一線を退くという記事を読みました。
まだ若いように思えていましたが、もう76歳だとか。
もう思うようにシャウト出来なくなってきたからだという。
自分にとって、吉田拓郎さんと言えば何といっても「人間なんて」ですね。
(捻くれ者としては、アルフィーがビートボーイズの変名で出した
「スターズオン23吉田拓郎」を出したい所ですが、
話が続かないのでやめましょう。)
つま恋でのオールナイトライブの最後を飾った事でも有名ですね。
伝説を創った男 吉田拓郎 「 1975年 8月 2日 静岡県 掛川市 つま恋 」 - YouTube
そしてその原点とも言える演奏をしたのが、中津川フォークジャンボリーですね。
1969年に第1回が行われ、1971年の第3回まで開催されています。
最初は地方のフォークファンによる手作り感のあるイベントといった
感じだったものが、第2回ではキングレコードによりしっかりと録音をされて、
複数のタイトルのアルバムが発売されました。
最後の第3回では、のべ2万人が集まったとされ、
収拾がつかなくなり最終的にはステージが占拠され論争が行われて
後味の悪い終末となってしまいました。
不穏な空気の中、サブステージを占拠するように、のべ2時間くらい叫んで
「人間なんて」を演奏していた拓郎さん。
この時はまだ人気の出る以前で、メインステージに出ることが出来ず、
不満を持っていたらしいです。
その時の演奏の一部がレコード化されて聴く事が出来ますが、
何故か「人間なんて」以外の曲は音源化されていないです。
音源自体は残っているはずなので、まとめて音源化してほしい所です。
人間なんて/吉田拓郎 第三回全日本フォークジャンボリー(1971年) - YouTube
中津川フォークジャンボリーに関しては、各レコード会社からバラバラで
色々な音源が出ていますが、持っている音源を
不定期で紹介していこうかと思います。
フォークジャンボリーの音源に関しては、URCレコードが音源を持っているようで、
販売権が移る度にその時のレコード会社が音源を出したりしているので、
把握が大変です。
岡林信康さん、高田渡さん、加川良さん、なぎらけんいちさん、遠藤賢司さん、五つの赤い風船、ディランⅡ、・・・。
名前を見ただけでワクワクします。
フォークジャンボリーの記事、楽しみにしてます。
完全な後追い世代ですが、フォークジャンボリーの音源を聴いて
好きになったアーチストも沢山います。
音源はぼちぼち持っていますが、調べ物をしたり他の記事を書いたりで、
おそらく不定期にぼちぼち書く形になりそうです。
大した文は書けないと思いますが、期待しないで
気長に待ってもらえればと思います。