月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.103 中津川フォークジャンボリー その2

2022-11-17 00:11:07 | 日本のフォーク

11月11日に中野サンプラザにて、ベルウッド50周年記念コンサートが

開催されました。あがた森魚さん、伊藤銀次さん、いとうたかおさん、

大塚まさじさん、小室等さん、鈴木慶一さん、武川雅寛さん、鈴木茂さん、

中川五郎さん、六文銭が出演し、ゲストで佐野史郎さん、なぎら健壱さん、

森山直太朗さんが参加、高田渡さんの息子の高田漣さんも

サポートで参加との事。ベルウッドに作品を残した人の中でも

大瀧詠一さん、高田渡さん、加川良さん、西岡恭蔵さん、山平和彦さん等が

鬼籍に入っており、高齢の方々ばかりとなっているため、

今後は集まってのイベントは無いと思われます。

セットリストはこちらですね。

 

ベルウッド・レコード 50周年記念コンサートのセットリストプレイリストが公開 – KING RECORDS TODAY

 

さて、という事で、ベルウッド関連の作品を選ぼうと思ったのですが、

自分はどちらかというとURC派なので、ベルウッドのものはあまり持っていません。

PANTAがはっぴいえんどをあまり好きでなかったようで、

(実際にはちょっとしたすれ違いに過ぎなかったのですが)

自分も当時は、はっぴいえんど関連は聴いていなかったですね。

で、持ってきたのが、ベルウッド設立に少なからず影響を与えたという、

中津川フォークジャンボリー。今回は、六文銭も参加している

1970年の第2回のキングレコード発売のものを選んでみました。

 

この年のものは、ビクターでも選曲違いで発売していますが、

バランス的にはキングのものがいいですね。代わりにビクター盤の方が

岡林信康さんや五つの赤い風船の曲が多めになっていますが…。

貴重なところでは、高田渡さん、加川良さん、岩井宏さんのトリオでの

演奏も収録されていますね。意外な人では、

数々のCMソングや「パタパタママ」で有名な、のこいのこさんが

出演した時のものが収録されています。

六文銭に関しては、「ゲンシバクダンの歌」と「カッパライの歌」が

後年の再発ではカットされています。まぁタイトルからして

規制が入ってもおかしくないですからね。

(オリジナル盤のCD化のものはそのまま収録されています。)

 

 

フォークジャンボリー音源に関しては、URCの販売権を東芝EMIが持っていた時、

なかなか貴重な音源を発掘していたりします。不定期で紹介出来ればと思います。

まぁそう言いながら、前回のNO.37から半年以上放置していましたが…。



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