少々寄り道をしましたが、日本のロックの黎明期の旅に戻ります。
(まぁ実際はCDが見つからずに探していたんですけどね)
ブルースクリエイションは、GSのジャガーズの弟分的バンドの
ビッキーズが発展する形で結成されました。ビッキーズ時代には、
後に乱魔堂を結成する洪栄龍さんも所属していたとの事。
そこに竹田和夫さんが参加。結局、布谷文夫さんと竹田さんが
メンバーを加えてブルースクリエイションが結成されることに。
1969年にこのファーストアルバムがリリースされます。
このアルバムが発売された頃、天才少年と言われていた竹田さんは、
まだ17~8歳ぐらいでしたが、非常に印象的なギターを弾いています。
ブルースのカバーばかりのアルバムですが、ブルースマンを自称する
布谷さんとギターを弾きまくる竹田さんは、いい味を出していますね。
ただ、後に結成するDEWと比べると、布谷さんのボーカルはあっさり
した感じですね。(後の方がアクが強すぎるのか)
竹田さんの色が濃くなってきたためか、布谷さんは脱退し、
次作はハードロック色の強いアルバムとなりました。
結局、ブルースの名に相応しいのはこのファーストだけですね。
竹田さんと布谷さんの共演が聴けるのは貴重ですね。
DEWに関しては、NO.2で紹介した「幻野」に出演時の音源を
見つけましたので貼っておきます。
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