月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.171  追悼・PANTA,頭脳警察映像集

2023-07-19 00:39:20 | 頭脳警察、PANTA関連

PANTAが亡くなって10日以上たちました。未だに信じられないという気持ちと

現実を受け入れられないという感じがごっちゃになっています。

流石に日常生活に支障はないですが、ぽっかりと穴が開いた感じがします。

とりあえず、PANTA、頭脳警察の映像をまとめてみました。

まぁほぼ自分専用という感じですが。基本的に映像があるものを集めています。

なお近年のものに関しては、official PANTA頭脳警察に多数あるので、割愛です

 

1、頭脳警察「銃をとれ」日本幻夜祭

オリジナル頭脳警察に関しては、映像は殆ど残っていないです。

唯一と言っていいのは、71年に行われた三里塚幻夜祭の映像です。

8ミリで録画され、音声は後から被せてあります。

それでも当時の貴重なドキュメントになります。

それ以外の頭脳警察の映像は、ライブボックスに収録された

長野での映像くらいしか知りません。

 

 

2,PANTA「屋根の上の猫」 ニューイヤーロックフェス

PANTAに関しても映像は多くはないですが、内田裕也さんが主宰した

ニューイヤーロックフェスにはよく参加していましたので、

1曲ずつでインタビューも被さっていますが、映像が残っています。

 

 

3,PANTA「ステファンの六つ子」 ニューイヤーロックフェス

これもニューイヤーロックフェスの映像から。「ステファンの6つ子」は、

PANTA&HALのシングル「ルイーズ」のB面か, ライブアルバム「TKOナイトライト」

に収録のライブバージョンしか聴けなかった曲です。

PANTAの隠れたバラードの傑作ですね。

この時は、バイオリンに阿部美緒さんを加えたアコースティックバージョンです。

 

 

4,PANTA&HAL「つれなのふりや」 ファイティング80

PANTA&HALも映像は少ないですが、これは商品化もされた

「ファイティング80」に出演時のもの。

観客も熱狂しているいいライブです。

 

 

5,PANTA&HAL「臨時ニュース」

 80'ジャムジャム パイオニアスーパーロックフェス(80年7月26~7日開催)

画質は良くないですが、貴重な映像。よく残っていたなと思います。

 

 

6,PANTA&HAL「ルイーズ」

1980年末、大阪毎日ホール「冬の陣コンサート」

PANTA&HAL末期の貴重な映像。アルバム「1980X」から

シングル発売されたナンバーで、世界初の試験管ベイビーを歌ったもの。

なかなか攻撃的なナンバーですね。

 

 

7,PANTA「プラハからの手紙」 PANTA風雲録1986年12月14日

あまり映像の残っていない時期ですが、「クリスタルナハト」発売前に

演奏されていた貴重な映像です。

 

 

8,PANTA 「87,11,8 LIVE」

大手から出た数少ないライブビデオです。おそらくDVD化もされていないはず。

再発の可能性も極めて低いので、全編を載せておきます。

 

 

9,頭脳警察「アラブレッド~コミック雑誌なんか要らない」

 90、6,15 日清パワーステーション

極僅かな告知しかなかったにもかかわらず、あっという間に

ソールドアウトした伝説の90年代頭脳警察の復活ライブ。

その中の貴重な映像です。

 

 

10、頭脳警察「ブラッドブラッドブラッド」 「万物流転」より

これも大手から発売されたビデオより。

'90年11月11日、米軍朝霧基地跡にて行われたライブ。

この鬼気迫る演奏は凄いの一言。

 

 

11,頭脳警察「赤軍兵士の詩~暗闇の人生」

 90,11,12 同志社大学「超非国民集会」

前述のライブの翌日、世間では即位の礼が行われていた時、

頭脳警察は同志社大学へと行って「超非国民集会」に参加して

革命三部作を演奏していました。その時の貴重な映像。

映像からでもヤバい空気を感じます。

 

 

12,頭脳警察「世界革命戦争宣言~銃をとれ」

 90,11,12 同志社大学「超非国民集会」

 

 

13、PANTA&TOSHIwith安全囃子

「さようなら世界夫人よ~コミック雑誌なんか要らない」

2003年12月26日@高円寺「ShowBoat」with安全囃子

PANTA(Vo)/TOSHI(Perc) 森園勝敏(G)/坂下秀実(Keyb)/中村真一(B)/

岡井大二(Ds) 中村哲(Sax,Keyb)/日戸修平(G)

頭脳警察に四人囃子のメンバーが加わり、

更にあんぜんバンドの中村哲さんが参加という、何とも贅沢な組み合わせ。

中村さんのサックスがいい味出してます。

 

 

14,MOONRIDERS+PANTA 「くれない埠頭」

映画「マニアの受難」より

PANTAと鈴木慶一さんは、PANTA&HALのプロデュース以降も交流があります。

PKO(パンタ・ケイイチ・オーガニゼーション)というユニットで

ライブをやった事もありましたが映像は見つからず。

映画に出演した時のものがあったので掲載します。

 

 

15,PANTA "R☆E☆D" 2013年6月15日「大MAGROCK vol.6」

PANTAはかつてイカ天の審査員をしたこともありますが、

マルコシアスバンプには兼ねてから注目していたようです。

鈴木ユタカさんとの演奏はシンプルですが重みがあります。

30年以上前の曲ですが、「どこがジハード(聖戦)なんだよ」

という歌詞は、今でも重く響きます。

 

 

 

16、頭脳警察「7月のムスターファ」

イラク戦争後、指定手配されていたフセインの一族。

最後の一時間、アメリカと闘ったフセインの孫に当たる14歳の

ムスターファについて歌ったもの。PANTAにしか書けない曲だろう。

 

 

17,PANTA 2017年3月19日 神奈川県南足柄市足柄森林公園

時間的には決して長くないですが、まとまったライブ映像は貴重です。

 

 

18、響 「裸にされた街」 柏 Studio WUU、2012.6.22

響は、PANTAを長年サポートしてきた菊池琢己さんとのユニットです。

「裸にされた街」はPANTA&HALの名曲ですが、ここでは

アコースティックバージョンで演奏されます。

 

 

19, 渋さ知らズ大オーケストラ with PANTA

「さようなら世界夫人よ」2016.1.11 渋谷 O-EAST

頭脳警察屈指の名曲の一つであるこの曲が大きなスケールで演奏されます。

 

 

20,頭脳警察「万物流転(ロングバージョン)」

最後は、頭脳警察およびPANTAの永遠のテーマともいえる名曲です。

ライブで演奏された、途中の歌詞が長くなっているロングバージョンは、

残念ながら映像は見当たらなかったです。

「ああ、何にも変わらない」はPANTAの本質だったかもしれません。

 

 

とりあえず、見たいものはあげましたが、もう少ししたら、

対談とかの映像とか、「笑っていいとも」に出演した時の映像とか、

番外編みたいなものは作ろうかと。自分専用かな。

 



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2 コメント

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Unknown (343)
2023-07-19 02:37:08
番外編には映画『天使に見捨てられた夜』から「雨の化石」を
お願いします。映画自体は遠い昔に観たっきりでよく覚えてませんが、マキシシングルは買いました。
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Unknown (sakaki45)
2023-07-19 20:35:15
343さん、コメントありがとうございます。

映画は見てませんが、シングルは買っていますね。
確かドアーズの「アラバマソング」のカバーが
入っていたと思います。
パンタは、ドアーズとかジェファーソンエアプレインとか
サイケの影響が強かったと思います。
その辺りもパンタが好きな理由かもしれませんね。
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