本来ならもっと早く投稿する予定でしたが、先に投稿したいものが
幾つかあったので、順番を入れ替えました。
これを書いていた時点で、まさかPANTAが亡くなられるとは
夢にも思いませんでした…。
先週、地元で開催されたレコード即売会に行ってきました。
CDよりもレコードの方が多いくらいで、中にはなかなか手の出ない
レア盤もありましたが、流石に高額な物には手が出ません。
自分が探すのは、日本のロックやニューミュージック、フォークあたりですが、
なかなか欲しいものが見つからず、有ったとしても値段が高かったりします。
最近流行のシティポップ関係とか、どこの店舗も高めの値段ですね。
今回はあまり買うのがないなと思っていたら、予想外のものを発見。
白竜のファーストアルバムの「光州CITY」です。
アルバムとしてはCDを持っているのですが、それとはジャケ違いのもので、
なんとサイン入りのものでした。
値段は若干高めでしたが、目が飛び出るような高額でもないので、購入決定。
こういうのがあるから、即売会には出来る限り顔を出したい所です。
白竜の「光州CITY」は、元々「シンパラム」のタイトルで発売予定でしたが、
韓国での光州事件を題材にした曲の「光州CITY」が
レコ倫に引っかかって発売中止に。
在日韓国人2世でもある白竜は、真実を報道されない事に怒りを感じ、
この曲を作ったのだとか。そして全国でこの歌を生で聴くコンサートが開かれ、
後にアルバムが自主制作の形で発売され、ライブ会場にて発売される事に。
日韓ワールドカップ以降、自分は韓国に関してはいい印象を持っていないですが、
白竜の渋く男らしい歌声は高く評価しています。
「その男、凶暴につき」以降は、俳優として活躍することが多いですが、
内田裕也さん主催のニューイヤーロックフェスティバルには、
常連のように出演していました。
アルバム「光州CITY」は、スタジオライブの形で録音されていますが、
代表曲でもある「アリランの歌」や「シンパラム」は、
このアレンジがいい感じだと思います。ロック的な曲ももちろんいいですが、
白竜と言えば、やはりバラードも捨てがたいです。
最後に収められている「PAS DE DUEX」はPANTAの作品で、
PANTAの中でも隠れた傑作と言えるものです。
少々エロティックな歌詞ですが、露骨な厭らしさもなく、
文学的な感じがいいですね。
下のリンクにて聴き比べが出来ます。
臭いものに蓋をするな!発売禁止になった白竜の「光州シティ」と小室哲哉
この時の白竜バンドのキーボードは、あの小室哲哉さんだったりします。
ちょっと意外ですね。
そしてPANTAによる「PAS DE DUEX」のライブバージョンを…。
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