おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

遭難した苺ケーキ

2009年04月09日 | Weblog
先日、Fさんよりた~くさんの摘みたて苺をいただいたので、今日はかねてから一度は挑戦してみたいなぁ~と思っていた「苺ケーキ作り」に挑戦してみた

でも、そもそもスポンジ自体を焼いたことがなかったので、ふくらむかどうかがまず心配……一応、書いてあるとおりに注意深く、そして泡立てもちゃ~んと文字が書けるほど丁寧に行って、いざ27分間レンジへ…「おおっ!初めてにしては、ちゃんとふくらんでる
レンジから出して、網に乗せ、なかなかの出来ばえこれなら、Fさんにお届けできるかも~と楽天家の私は、ほぼ98%成功したものとホクホク笑顔で、ケーキ箱を用意したりしていた……が……甘かった……(って、ケーキの甘さではありません)
まだ、デコレーションがあったのです……

一応、ケーキが冷めるまで待っている間、ケーキに塗るシロップやホイップクリームを用意し、いざ先日買ったケーキ塗りの道具(スパチュラ?だったかな?あとで調べよっ!)をだし、にわかパティシエになった気分で、スポンジの前へ~
そして~塗り塗り……

ところが、どうしたことか……一度では綺麗に塗れないので何度か丁寧にやりなおすうちに、まるで春スキーの、土が見え始めた斜面のようにだんだん下地が見えてしまう…やばい…そして、また厚く塗る…また不均等にかっこ悪くなり…また削る…また下地が見える…の繰り返しをするうちに、だんだん本当に溶け始めた雪のように、生クリームがトロトロに…
こりゃ、困った!と、慌ててそれを隠すかのように苺を敷き詰める……しかし、片方乗せると、片方の苺が、まるで雪崩に遭遇したように、トロトロ下へ流れ始め~「あぁ、せっかくの、い、い、苺ケーキが~~~

生クリームをのせずに、スポンジのままのほうが、どれだけマシだったことか…
しょうがない…Fさんには、失敗したことをお知らせして、これは自分で食べることにしよう、とメールした…すると…「先生、今から行きます~」との声。
うわっ、これ見られるの~どうしよ…ともかく、これ以上雪崩が広がらないように、冷蔵庫へGo
そして、Fさんの前に登場した失敗ケーキが上の写真

しかし…Fさん、こんなに形の崩れたケーキを笑うでもなく、あっという間に4分の1、食べてしまった……今頃、胃腸薬を探しているのではないだろうか…せめて、無事であってほしい…
そして、私も、実はケーキに使わなかった残りの生クリームをその前にほとんど全部なめて、いい加減甘いものにはうんざりしていたにもかかわらず、またFさんだけに食べさせるのは申し訳ないと思い、一緒に4分の1食べてしまった…

ということで、18cm丸型ケーキは、崩れつつも半分食べた後のほうが、少しはマシな形に見えるようになったのであった…めでたし、めでたし←しかし、何がめでたかったのか……