サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

○○だから許される、なんてことは無い!

2008年02月10日 12時57分50秒 | 時事ネタ
その①「人気歌手だから許される」なんてことは無い。
上川大臣も意見「出産の理解不十分」(スポーツニッポン) - goo ニュース

倖田来未。
歌唱力が抜群。おまけに今までにない路線「エロかっこいい」。
そして何より軽快な関西弁でしゃべくる面白おかしいトーク。
これが彼女の確立したキャラであり大きな売りでもある。

だからテレビやラジオに引っ張りだこ。
主演を依頼する側もそれを期待するし、視聴する側も期待する。
そして何より本人が一番その期待に応えようとする。
そんな彼女はいつもの調子で言ってしまった一言が波紋を広げた。

ま、確かに関西人はその場のノリで1のことを10くらいに言うこともある。
見てないことも見たように言う。
知らないことも知ったように言う。

でもね、今回は公共の電波で言ってしまった。
人気の歌手だけにサービストークをせなアカン重圧は分かる。
でもやっぱり公共の電波に乗っけるからには、言葉は選ばなアカン。
いつもの調子で喋ってもええ場合と、アカン場合がある。

ただ、倖田来未一人を責めるのはちと可哀想な気もする。
今回は生じゃなく録音やったんやろ?
だったらスタッフ側も編集するなりして気を使ってやるべきやったんと違う?
確かに言ってしまった内容は女性にとっては許しがたいもんではある。
倖田来未一人が悪モンみたいになってるけど連帯責任やろ、これは。

ちなみに、上川大臣へ。
アンタの仲間に「女性は産む機械」と言うたオッサンもおるんやし、倖田本人も深く反省してるみたいやし、そもそも大臣まで口を出すほど大きな問題でもなかろう。ま、ここは穏便に。

その②「国技だから許される」なんてことは無い。
前親方「ビール瓶で10発殴った」 制裁目的は否定(朝日新聞) - goo ニュース

相撲界でのリンチ殺人事件。
ようやく容疑者が逮捕された。
遅い!遅すぎる!どんだけ時間経ってるねん!!

だいたいね、相撲界っつー世界が異常なんだよ。
「伝統ある国技」という大きな壁に守られて、外部から中の様子はうかがい知れない。
そんな中で行われたリンチ殺人。
そして隠蔽工作。
どうなってんだ、この世界は。

おそらく相撲界では厳しい稽古と制裁を混同しているようだ。
強くなるために厳しい稽古に耐える。
それはええ。
忍耐、根性、努力は日本人は大好きやしな。

けど、厳しい稽古に耐えかねて逃げ出した弟子を柱にくくりつけ殴る?
親方の前で正座した足を崩したからビール瓶で殴る?
これと相撲が強くなることとはまったくもって無関係。

それがこれまで「伝統」という名の下に黙認されてきた結果がこれだ。
親方衆も心当たりあるやろ。
だから相撲協会も当初積極的に動かんかったんと違うんか。

新弟子が入らない相撲界。
けど、弟子が入れば幕下以下の力士一人当たり7万円/月の養成費?が協会から部屋に支給されるらしいな。
逃げた弟子を兄弟子に連れ戻すように指示する親方。
結局この金の支給が無くなるのが痛いんと違うのか!?
前時津風親方の態度を見ると、
「お前は協会からの金づるなんじゃ。逃げたらタダじゃ済まさんぞ!」
みたいな考えだったようにも思えてくる。
少なくとも血が通っている人間として見ていたようには思えん!
でなければ平気でビール瓶で10発も殴れん!

日本伝統の国技相撲。だからと言って「稽古」という名に隠れたリンチは決して許されない!

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コメント (4)
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