サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

間違えたっていいじゃない、人間だもの。

2012年11月18日 12時24分24秒 | 独り言
「浮き足立つ」でNHK有働由美子アナが誤用 いいじゃないですか、審判だって誤審するのだし(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース

「いやー、来週末はとうとうあの子とのデートだと思うとなんかもう浮き足立っちゃって仕事も手につかないわ」
「は?彼女ってそんなに怖い人なん!?」

上の会話で違和感を感じた人は手を挙げて
ハーイ

いやー、NHKの有働アナだけじゃありません。
オレもずーっと間違えておりました。
「浮き足立つ」って言えば、なんかウキウキして地に足がつかないみたいなイメージで使ってたけど、本当の意味は違うんやね。
正しくはこのリンク記事本文にも書いてたけど「怖れや不安を感じて逃げ腰になる、落ち着きが無くなる」って意味だったんやね。
まったくもってウキウキ感ゼロの状態なコトなんですね

つーわけで、いろいろ調べてみますと本来の意味とは違った使われ方をしている言葉って結構あるんやね。
その代表例をば。

①「このクソ忙しい時にあいつだけおっとり刀で来やがって!」
②「オレ、営業成績が悪いもんで部長に檄を飛ばされたよ
③「何か怒ってる?さっきから憮然とした顔して」
④「アイツは何でもペラペラとしゃべるからホンマに気が置けんヤツやで」
⑤「このたびプロジェクトのリーダーに抜擢されました。ワタクシでは役不足でしょうが頑張ります」

では解説を。
①おっとり刀
(誤)のんびり、ゆっくり
(正)取るものもとりあえず急いで
「おっとりした性格」のおっとりだと思ってましたが、実は「押し取り」から変化した言葉だそうですわ。
②檄を飛ばす
(誤)叱咤激励する
(正)自分の主張を広く知らせる
激とは「自分の主張を述べて同意を求め、行動を促す文書。檄文。」ってコトなんですな。
③憮然
(誤)腹を立てている
(正)失望してぼんやりしている
言葉の響きからぶすっとしたふくれっ面みたいなイメージがありますな。
④気が置けない
(誤)油断できない
(正)気楽に接することができる
「ない」なんて否定語があるから紛らわしいんだな。
⑤役不足
(誤)力不足
(正)能力に対して役目が軽すぎる
これも響きから謙遜して使う言葉っぽく感じちゃうよね。

でもね、間違えたってええやない。
その場その場で意思疎通が出来てれば、本来の意味とは違ってもそれでええんです。
言葉は生き物。
環境に合わせて進化していくものなのですよ。
だから本来の意味とは違ったとしても、有働アナのみならずその場にいた出演者を始め視聴者も「浮き足立つ」という言葉を違和感なく「ウキウキした様子」って意味で捉えていたのならそれはそれでOKだと思うのですよ。

ちなみに。
何で今日はこんなネタにしたのかと言いますと、どうでもええことばっかり書いてるブログですがたまにはちょっと知的な部分にも挑戦しようかな?みたいなのと、後は…書くネタが何も無かったと言うことですわ

(おまけ)
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コメント (12)
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