サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

近年所属馬が大活躍のシルクホースクラブに入ろうと思ってる人へ

2022年08月17日 07時52分31秒 | 一口馬主ネタ

夏季休暇11連休7日目です。

休暇も今日を含めてあと5日。だんだん憂鬱な気分が始まってます。

それでも昨日や今日から仕事って人が多い中でまだ休めるってのは嬉しい話やけど…。

 

さて、今日もまたネタが無いので一口馬主のシルクホースクラブの話。

先日2021年産の1次募集の結果発表があり、オレも昨年の出資0頭の屈辱を乗り越えて今回は2頭ゲッツできました。

まあオレみたいなボンビーサラリーマンは毎年こういう状況が続くんだろうなぁ。

ボンビー会員がシルクで一口馬主を続けるためには「欲しい馬」を選ぶのではなく、「獲れそうな馬」を選ぶ。

毎年出資を続けないと負のスパイラルに陥ってしまうから。

てか、オレはもう陥っているけど。

 

ここでシルクで一口馬主を始めたい!って思っている方に簡単にシルクホースクラブの制度を説明。

シルクでは出資をするためには「実績」が必要です。

実績とはズバリ、出資金額の事です。

シルクでは1次募集(その年の一番最初の募集)では実績が無いと欲しい馬には出資出来ません。

え?どゆこと?

シルクでは1頭のお馬に対して500口に分割して募集されます。

その500口のうち300口分が過去3年間に出資した合計金額の多い人から順に出資決定していくことになるんです。

例えば、300口に対して700人応募があったとしよう。(一人一口応募を想定ね。もちろん複数口応募も出来ますがここでは分かりやすくするために一人一口応募を想定。)

そしたらその700人の中から上位300人、過去3年間でたくさんシルクにお金を落とした人から順に出資確定します。

で、溢れた400人で残る200口分を抽選で争います。

ここは出資実績関係無く、単なる「運」です。(抽選するのはクラブ側であって、こっち側は結果を待つしかないんだけども。)

 

またここでややこしいのがシルクには「抽選時優先馬」制度ってのがあって、これはお金持ちもボンビーも関係なく、会員は一人1頭分権利を持っています。

これは200口分の抽選の際、この「抽選時優先馬」ってのに指定しておけば、抽選の前に指定した人たちから順にゲットできる仕組みです。

先の例で言いますと、200口分の抽選の際に、一般枠で溢れた400人のうち100人が抽選時優先馬に指定してたらその100人は出資確定、残る100口を300人で抽選することになります。

300人が抽選時優先馬に指定してたらその300人で200口を抽選で争い、抽選時優先馬に指定してなかった100人は無条件でアウトになります。

シルクでは募集期間中に何度か中間発表みたいなのがあって、その時点の応募口数とそのうち抽選時優先馬に指定されてる口数を教えてくれます。

なので金額実績では到底欲しい馬に出資できないオレのようなボンビー会員は「票の読みあい」も必要になります。

 

ではここで冒頭に書いた「負のスパイラル」について。

シルクでは欲しいお馬に確実に出資するにはもう過去3年でお金をいっぱい使うしか無いんですよ。

まあ過去3年って言っても毎年募集があるんだから、要は毎年いっぱいお金を使わなあかん言うことですよ。

ところがオレみたいなボンビー会員はそんな潤沢にお金を使えるはずもない。

ということは200口の抽選でハズレる⇒出資金額上積みできない⇒翌年の募集時にさらに実績減る⇒抽選枠の運頼みになる⇒ハズレる⇒出資金額上積みできない…

この無限ループ。

 

極端な話、一口馬主ってのは100%趣味。娯楽。

自分が「欲しいな」って思うお馬に出資で来てこそ楽しいのであって、欲しい馬に出資も出来ないとなると楽しさも半減。

でも、欲しい馬に出資するにはシルクでは出資金額実績を積むしかない。

すなわち、そんなに欲しくない馬でもとにかく出資しておかないとそもそも実績を積めない。

なので「欲しい馬」では無く「獲れそうな馬」を選ばざるを得ないんですよ。

これもまた負のスパイラルの一つかもね。

 

ちなみに今年の1次募集では過去3年の出資金額実績(のボーダーライン)が一番高かったお馬は9,100,000円でしたわ。

単純にシルクのためだけに年300万円以上使ってるって話です。

抽選ではない300口枠に入ろう思ったら最低これだけ出資してないと無理よ!って金額だから、これ以上の金額を使ってる会員さんもいるってことですよ。

こりゃもうオレみたいなボンビー会員には無理な金額ですわ。。。

ちなみにボーダーラインが一番低かったお馬は202,000円でした。

これからシルクに入ろうと考えている方への参考までに。

 

ここまでは今日の前置き。(←長いなおい

ここからが本題。

 

で、オレみたいなボンビー会員は抽選という運頼みしかないことは書いた。

これでは昨年のオレみたいに申し込みはしたけれど、出資馬0頭で終わる会員も結構いるだろう。

一口馬主が好きでシルク会員になったのに、1頭も出資出来ず毎月毎月会費だけはキッチリ口座引き落としされてたらもうストレスしかないわな。

そして苦情も当然あるだろうな。

オレも苦情言いたいもん。(自分がボンビー会員であることは一旦棚上げして。)

そういうのを受けてか、今年から1.5次募集ってのが始まりました。

これまでも「通称1.5次募集」ってのがあったけど、今までのは1次募集が終わって、もし満口になってないお馬がいたら、新規会員への募集開始前日に既存会員向けに募集があった。

これは1次募集で出資できた人も含めて応募が出来た。

しかも早い者勝ち。

が、今年からは違います。

満口になってないお馬が居たら応募できるって意味では何も変わりません。

が、違うのは「1次募集で1頭も出資出来なかった会員限定」で応募されるって事です。

そして早い者勝ちだと不公平だ!って苦情があったのか、今回は1.5次募集の期間が決められてて、これまた抽選となります。

そしてこの制度の発表があった時には「確実に1頭出資できるように」的な事が書いてあったわ。

 

そりゃ良心的

ちゃんとボンビー会員のことも考えてくれてるクラブですやん

 

って思ったそこのあーた!

その通りなんですが、ある意味甘い。

今年シルクでは79頭が募集された。

うち2頭が募集中止になったから実質77頭。

うち、74頭が1次募集で満口なんですよ!?

残すはたったの3頭、しかもどれくらい残口あるのか分からん状況。

恐らくこの数少ない枠を1頭も獲れなかった会員で争うんですよ。

いや、残口数≧1頭も獲れなかった会員数ならいいんですよ。

でも、77頭×500口=423,500口も募集されてそれがあっと言う間にほぼ埋まってしまう現状、そんなに口数余っているのかなぁ。

確かに1頭も獲れなかった会員の救済策ではあるよ。

でも、結局これでも救済されない会員も結構いるのでは?って思う。

去年入会して今年の応募を楽しみにしてて応募して、でも結局1頭も出資出来なかった会員さんはまた1年待ちなんて、ホンマ最悪だよね。

実質2年分会費(3,300円×24ヶ月=79,200円)取られるだけって話やもんね。

でも、救済策は無いよりマシ。

どう捉えるかは自分次第ってところかな。

 

そんな1.5次募集の締め切りが本日17時ってことで、今日のブログネタにしてみました

オレは幸い2頭獲れたから1.5次募集に参加資格は無いけれど、もし参加対象だったら参加したかな?

今回3頭の1.5次募集対象馬は、オレが1次募集で応募した中には1頭も入っておりませんでしたので、もしも参加対象だったとしても参加してなかっただろうな。

そもそも今年の応募には「今年も獲れなかったらシルクを辞める」という決意で挑んだからなぁ。

多分無理して「欲しくない馬」には申し込まなかっただろう。

でも来年もまた同じような状況になること間違いなし。

 

てなワケで、これから会員になろうと思っているそこのあーた!

特にお小遣い制度でやりくりしている妻子持ちのあーた!

月3万~4万のお小遣いの中で一口馬主もやるってのは理論上可能ですが現実問題シルクホースクラブでは正直しんどいと思います。

会員である以上最悪1頭も獲れずとも会費だけは必ず発生。

てことは会費分だけお小遣いを圧迫することになりますからな。

そこんとこよーく考えてクラブ選びをなさって下さいまし。

コメント (3)
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