星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

ケロウナ便り(113) レンタルフラワー

2011年09月03日 06時04分31秒 | Weblog
毎年夏にケロウナに着くやいなや、ご近所で野菜農園を営むOさんにご挨拶し、滞在中に目を楽しませてくれる花の鉢をお借りするのが慣わしとなっています。常時住んでいるわけではないので、夏季3~4ヶ月だけの期間限定フラワーレンタルです。レンタル料はお預かりしている期間の「養育料」とチャラにさせてもらっています。早い話が、タダで貸してもらっているわけです。Oさんは太っ腹なご夫妻なんです。

今年は写真のような鉢植えをお借りしました。ゼラニウム、ペチュニア、サフィニアの寄植えを一鉢、インパチェンスとアリッサムと名前はわかりませんが紫色の花をつけるもう一種類の花の寄植え一鉢。おまけに食材として使えるように紫蘇の鉢植え一つ。

Oさんの育てる花の苗は、他の野菜と同じように元気いっぱいで、いつも元気で綺麗な花を咲かせてくれ、我々の目を楽しませてくれます。いつもは夏の滞在が終わって日本に帰る直前にお返ししているのですが、今年は来週から三週間留守にするので一足早目にお返ししてきました。

借り出したときと同じ元気な様子で返さないと、我が家での待遇の悪さが露見しそうで、返すときはいつもドキドキします。もらった嫁さんが久しぶりに里帰りするときにやつれた姿形では実家の親がなんと思うかと・・・・、多分あれと同じ気持ちです。でも今回は棚の上に残っていた他の花と比べても遜色の無い姿形でひと安心でした。嫁に行かなかった姉や妹たちと同じような肌の色ツヤでした。(なんのこっちゃ!)Oさんによれば、元気そうな花から翌年の種を採るのだそうです。

小さな花もよくよく見ると面白いことに気づきます。今年の発見は名付けて「コーラス・フラワー」でした。
小さな口を、奥のノドチ○コが見えるくらいに精一杯大きく開いて発声しているような姿がなんともいじらしく、いとおしい花です。



なんていう花なんだろう?