星さんぞう異文化きまぐれ雑記帳

異文化に接しての雑感を気ままに、気まぐれに

オレゴンからハ~イ!(1) 今日はワシントンどまりです

2011年09月16日 08時04分00秒 | Weblog
オレゴン経由サンフランシスコの長距離ドライブ第一日目は、ケロウナからワシントン州オリンピアまでの約600キロ8時間の旅でした。

シアトルの友人宅に泊めてもらって最近落ち目のイチローを激励するのもアリだったのですが、何度か訪れているシアトルはスキップして、今回の目的地オレゴンへの前進基地オリンピアを目指してひた走りに走りました。今日の行程は「高速道路は使用せず」の原則を離れて幹線高速道路Interstate Highway5(アメリカの国道5号線、I-5)を利用しました。原則からの逸脱ついでにホテルも予約してしまいました。

飲み物や果物を冷やせるようにクーラーボックスも載せ、おにぎり玉子焼きを携えてすっかり遠足気分です。おみやげのオカナガン・ワイン一箱、ゴルフバック1セットに小型スーツケース2個で車のトランクはいっぱいです。途中でのウオーキング、トレッキング、ゴルフに備えて各種シューズもしっかりと載せました。何が起こってもサバイバル可能なように、お米と電気釜、寝具一式の準備も検討しましたが、今回はそこまでの決死の覚悟と万全の装備は見合わせることとしました。今回のテーマは「肩肘はらずにサクッと4000キロ」走るツアーと銘打ったのでした。

Labor Day Weekend利用の出入国客で混雑するかと心配したアメリカへの国境越えも思ったほど混んでおらず、列の先頭から5~6台の待ち時間ですみ、40分ほどで全ての手続きが終了しました。スムーズな方だと思います。



オリンピアのホテルでシャワーを浴びて旅のホコリを落としてから、おもむろに夕食に出かけたものの、カーナビの連れていってくれるレストランは、今日はLabor Dayの祝日でどこも閉まっています。こんなこともあろうかと昼飯のおにぎりと卵焼きを残してあったのが大正解。残りのおかずと果物も一緒に残飯整理ディナーで初日を終えました。安く上げるのも今回のツアーの狙いの一つなのです。

ケロウナでは滅多に放送していないマリナーズの試合も、さすがにワシントン州まで来ると毎試合中継しているらしく、しばらくテレビ観戦しましたがこれも大差で負けていていまいち気勢が上がりません。

明日からの長旅に備えて今日は早めに寝ることにして、第一日目は無事終了です。





ケロウナ便り(113) レンタルフラワー

2011年09月03日 06時04分31秒 | Weblog
毎年夏にケロウナに着くやいなや、ご近所で野菜農園を営むOさんにご挨拶し、滞在中に目を楽しませてくれる花の鉢をお借りするのが慣わしとなっています。常時住んでいるわけではないので、夏季3~4ヶ月だけの期間限定フラワーレンタルです。レンタル料はお預かりしている期間の「養育料」とチャラにさせてもらっています。早い話が、タダで貸してもらっているわけです。Oさんは太っ腹なご夫妻なんです。

今年は写真のような鉢植えをお借りしました。ゼラニウム、ペチュニア、サフィニアの寄植えを一鉢、インパチェンスとアリッサムと名前はわかりませんが紫色の花をつけるもう一種類の花の寄植え一鉢。おまけに食材として使えるように紫蘇の鉢植え一つ。

Oさんの育てる花の苗は、他の野菜と同じように元気いっぱいで、いつも元気で綺麗な花を咲かせてくれ、我々の目を楽しませてくれます。いつもは夏の滞在が終わって日本に帰る直前にお返ししているのですが、今年は来週から三週間留守にするので一足早目にお返ししてきました。

借り出したときと同じ元気な様子で返さないと、我が家での待遇の悪さが露見しそうで、返すときはいつもドキドキします。もらった嫁さんが久しぶりに里帰りするときにやつれた姿形では実家の親がなんと思うかと・・・・、多分あれと同じ気持ちです。でも今回は棚の上に残っていた他の花と比べても遜色の無い姿形でひと安心でした。嫁に行かなかった姉や妹たちと同じような肌の色ツヤでした。(なんのこっちゃ!)Oさんによれば、元気そうな花から翌年の種を採るのだそうです。

小さな花もよくよく見ると面白いことに気づきます。今年の発見は名付けて「コーラス・フラワー」でした。
小さな口を、奥のノドチ○コが見えるくらいに精一杯大きく開いて発声しているような姿がなんともいじらしく、いとおしい花です。



なんていう花なんだろう?