イザヤ書53:7
『彼は痛めつけられた。彼は苦しんだが、口を開かない。ほふり場に引かれて行く羊のように、毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように、彼は口を開かない。』
本文のことばは、キリストが生まれる700年前にキリストの預言として語られたことばです。
キリストが十字架の苦難の前後に見せた姿です。
キリストは30歳で公の活動をするまでは自分を完全に隠していました。
自分を現す時が来てから宣教活動を始めました。
宣教活動は3年半の短い期間だけでした。
キリストは無駄なことばを語ったことがなく、人々に仕えた後は弟子たちからも離れて父なる神様に祈りをささげていました。
主は公の活動を始める前、40日間断食祈りをしました。
主は真理だけを語り、それ以外は沈黙しました。
目の前にあるたましいに集中し、救いの完成に向かってまっすぐに歩みました。
十字架にかかる時が来ても、黙ってやるべきことをして死なれました。
それが地上に来られた目的だったからです。
父なる神のみこころを行うことだけに集中した主は、十字架の上でも必要なことばだけを話し、要らないことばは口にしませんでした。
要らないことばが多い人は集中していない人です。
【関連聖句】
ヤコブ3:2
『私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。』
《 3分バイブルボイス 》
【警告】パンドラの箱の警告:エレミヤ書30章