現在は使用されていませんが、吊り橋が残っています。
十勝方面に向かい、国道274号からこのバス停より右に少し下がると吊り橋があります。
吊り橋の手前から左側、沙流川の向こうにペンケヌーシーの山を望むことができます。
15:00
古く、危険なため現在は通行は出来なくなっています。
この吊り橋は二回目の作り直したもので頑丈そうですが、最初の橋は風があると揺れて、川の水の量も多く勢いよかったので、怖かったそうです。 吊り橋がまだなかった頃は、この付近に渡船場があったそうです。
昔の事を想像すると本当に頭が下がりますね。
私の同級生の御主人は最初の頃の吊り橋をを渡って小学校に通っていたそうです。 ここから小学校までもけっこう距離がありますね。
現在は岩石橋を渡り 川、向かいに行くことができます。現在5軒ほど住居がありますが、通学する子供さんはいません。
※日高町史より・・・
明治43年6月 右左府橋渡船場に遅れること一年にして千呂露(現在の千栄地区)に公設の渡船場が開かれた。沙流川流域の渡船としては最後の設置であり最後の場所でもあった。
取扱人は大谷幸輔であった。このとき取扱人の手当てはどのくらいだったか明らかではないが、右左府と同じく月四、五円だったのではないか。これも右左府と同じく当時の渡し賃はおとなが二銭で児童は無料だった。取扱人の大谷幸輔は家業のかたわら業務に従った。