ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

完璧な人はいない。

2014-07-29 14:48:38 | 日記
「自分はダメな人間だ。」
落ち込んだ時、失敗した時よく言うセリフ。

でもさぁ、じゃあ完璧な人間ているか?

それは、人より優れた才能を持つ人はいる。
でも、そういう人は、失敗して落ち込んだり、そもそもそうなる前に、
「次こそは、成功させてやる!」
という、気概を持つ。
だから強くなる。

過去を振り返ったうえで、未来を見つめる。

過去は理論的に変えられない。

過去をただの汚点と見るか、恥と見るか?
逆に今現在を生きるための、自分をより良く変える起爆剤とするか、それはそれとしてそれも含めて自分はアリだと思えるか。

前者は成長しないですよ。何歳だろうと。
でも後者は一歩前に進める。

それは予期しない災害でもそう。
また来るんじゃないかと、怯えて暮らすか。
大切な人を失ってもなお、「今度来たら、俺がみんなを守ってみせる!」と、自らを鍛えるか。

結論を言ってしまえば、どっちがカッコイイかですよ。

歴史上に名を連れなす偉人や英雄も、挫折と苦悩を知っているから、名を残すのであって、全く欠点が無いわけではない。
でも、欠点を含めて余りあるカリスマ性を持つから、人が集まる。

めちゃくちゃ偉くて、大上段で演説する人がいて、みんなが聞き惚れる中、
「あいつイボ痔で大変らしいよ?」
聴衆が笑うとする。
「そう。座る時が大変!でもそれは今話していることとは関係ない!」
と言い切れば、笑いが拍手になるだろう。

人間どこか欠点がある。
完全無欠のヒーローはいない。
そんな奴がいたら、人間じゃない。
屁をしないアイドルもいない。
そういうことにしておくからアイドル(idle:象徴)なのだろう。


逆にだ。完全無欠を認めたら、かつての大日本帝国、ナチス、その他云々が生まれる。

欠点あって自分。
それを乗り越える努力はあっていいが、まずは現時点の自分を肯定すること。
だって否定しても、全く意味がない。
コメント
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