ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

基本の基本

2018-03-04 22:26:43 | Assist
4ヶ月介護の勉強をしていて、常に考えていたことがある。


お年寄りが笑えない世の中で、子供に夢と希望を持てと言えるか?

現役世代に子供を産んで育てろと言えるか?


全ては連続しているのですよ。

先々の見通しが真っ暗なのに、今だけ面白おかしく生きろと言ったって無理がある。

「これだから長生きするもんだねぇ」
ガッハッハと笑って死ねるなら本望だよねえ。

今の日本の現実はそうではない。

認知症を患い、
「ごめんなさい。頭おかしくて」
と卑屈になるお年寄りが標準です。


そんなクソつまらん社会を、政治なんかに頼らずに、技術で解決しようというのが、私の魂胆なわけで。


前に書いたように、子供だって欲しいものを得るために、泣き叫ぶだけでは仕方ないと気づく。

何かに努力した成果を見せて欲しいものを得るとか、じいさんばあさんにおねだりして欲しいものを得るとか考える。

65歳を超えた、それこそ百戦錬磨の人間が全く戦略なしに行動するとは思えないわけですよ。

認知症だからって、気に入らない人を困らせる方法は心得ているわけです。

同じように、気に入った相手を引き込む方法も心得ていることは推測できる。


こちらがコソコソ話した言葉ぐらいわかっている。

いつか一発逆転をするために気づいているけれど気づかないふりをする。


私だってそのくらいの駆け引きはする。
眠たい顔をしていたとしても。


私自身は常にヒエラルキーの逆転を考えているし、一般的に言われるヒエラルキーには疑問を感じている。

例えば社長と現場職。

肩書は社長が上になるが、現場でしっかりとした働きをしてくれる職員がいてこそ会社は成り立つ。

一度現場が職場放棄したり不正が明るみになれば、会社の信用は崩れる。

つまり社長と現場職に業務の違いはあっても、人間的優劣はない。
相互補完関係になる。


私が事業を始めるにあたって、現状では人を雇い入れる気はない。

大局を見て現状にあたる、広範な知識技術センスモラル全てが必要になるのだけど、それにふさわしい人材はそう簡単にはいない。

それに金儲けが目的ではなく、社会レベルの向上(GDPを数%上げるとかいう)や、社会のパラダイムシフト(社会底辺の向上といったほうがいい相手もいる)が目的なので。

相対的な金持ちより、そちらのほうが面白いと思うのですが?

この辺、理解できる方が少ないんですよ。残念なことに。
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drummer stick ≠ dramatic

2018-03-04 20:40:21 | 日記
最近ドラムを叩くたびにスティックを折っています。

ドラムを叩いて肩が痛くなるようなことはなくなってきたのですが、小指付け根あたりのマメとかができるようになりました。


いや別にドラマティックな人生なんて望んではいないのですよ。

ダラダラのほほんと生きられればそれに越したことはないと思います。

しかしながらですよ。
自分のやることや作るものに関しては、それなりに高い水準を目指したい。

そうなると、自分の妥協を超えて、本気を出さざるを得ない。

これが世間とのギャップを生むというのも事実なんです。


なんの気なしに作った資料が、他の人から見たらめちゃくちゃ高いクオリティだったり。


それをレベルが高いと認めてくれるならいいほうで、それを認めたくない人とか、果ては貶めようとするとか。

そうなると「切り捨て御免!」とは言わずにもうズバッと断絶してしまっています。

そこに関係を続けようとする労力は無駄だし、いいことなんてまずない。

自分の能力を低くしなければいけないというのは、何よりも自分にとって良くないです。

日本的ローカルコミュニティではよく見られる風景ですが。


今日撮り溜めたアニメの、多分こう言っていた名台詞。

「傷つけたくない傷つきたくないなんてことを言えるのは、傷つけて傷ついてから言えることなのよ」

名言ですな。

同じようなことで、
「失敗したくないなんて、失敗してから言え」
とも言えるわけです。

失敗を経験してないと、失敗の痛みはわからない。
しかし、失敗から学べる教訓もある。

何よりも一番の問題は、失敗を恐れて何もしないこと。

現実は教科書の外にある。
それは失敗を前提にしなければ理解できない。

人間関係もしかりですね。

「妖狐×僕SS」でそんなことを言っていた気がしますよ。
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