ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

バカにバカと言えない

2018-05-26 21:41:45 | 日記
自分もバカの一人なんですが。

現在の一番のストレスは、バカにバカと言えないこと。

言っても仕方ないのですが。
言って治れば苦労しないので。

社会人のバカというのは、前提条件を全く聞かずに自分の経験や思い込みだけで答えを言うこと。

すごく簡単な例でいえば、タープを張るというとき。

キャンプ用の一日保てば十分なタープを張るのなら、土に杭を打ち込む程度でよい。

一年中張りますよとなったら話は変わるんです。

風速30m/secにも、大雨にも、雪にも耐えなければいけない。
地震も想定する。

ロープは少なくとも1トンの引張力には耐えないといけない。
布地も通常の厚さでは保たない。
杭もロープにかかる1トン以上の抜け力がかかるから、杭を打ち込む程度ではすぐに抜けてしまう。

すべての素材から基礎の強度、太さ厚さすべてを見直す必要がある。

そうするとそもそもタープで成り立たない構造ということにもなる。

しっかりとした屋根を作る必要ができる。

屋根をしっかりと作ると、相当な質量となる。

その屋根の下に入る人を守るために、十分な強度で保持する必要がある。

「屋根作って杭打ってロープで押さえりゃいいじゃん?」

バカが。

杭なんぞ人の力で抜けるものを強度部材に使えるかボケ。

と言いたいのをぐっとこらえて、
「成り立たないよ」

と言うしかない。

説明しても理解できないのだから。


ASDやADHDといった先天的な認知機能障害の場合、説明することそのものがそんなに意味を持たない。

一流企業と呼ばれる会社にぶら下がっている人や、すでに資産を形成した人にそういった人間がいると、
「バカヤロウ!」
と張り倒したくなるけれど、そうもいかんのです。

これもまたパワハラになるらしいので。

怒るだけ仕方ない出来事です。
コメント
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