ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

あまり儲ける気がない

2018-05-28 21:46:49 | Office
積極的にお金を儲ける気がないのです。

お金持ちになって、バブリーな生活をしたいとかがない。

そもそも「バブリー」って、弾ける前提ですから。

要するにいわゆる清貧な生活が身にしみてしまって、そういう豪華な生活というのがピンと来ないのですよ。

いや多少小金が身についていたときもありましたが、だからといってその時が幸せかというとそうでもなかった。

会社の選択は面白いことができるかどうかであって、ネームバリューよりもどれだけ人間として優れた人と仕事ができるかのほうが重要だったわけで。

大企業だからといって、優れた人が多いかというと疑問には思う。

「給料を上げれば優秀な人材が集まる」
という説を唱える人がいたけれど、その因果関係はないとは思っている。

少ない予算の中で切り詰めて仕事をする人のほうが、現実的な問題解決能力を持つから。


大きな企業であれば、金型制作費に数千万円、数億円とかけられるけれども、小さな資本で作り出す安い金型は品質が低いかというと、それはありえないですね。

数十万円の金型しか作れないのであれば、ショット数に応じてどれだけ耐久性を高められるか吟味する。

簡単に言えば「しゃぶり尽くす」といったところかな?

限界ショット数を超えるために何ができるかとことん考える。


図面通りポンとできた数億円の金型と、図面を直してでも練りに練った数十万円の金型。

私が面白いと思うのは後者ですよ。

本当の意味で限界を攻めている。


人によって何を面白いと思うか違うけれど、私は簡単にできるものに価値を見出さない。


図面はつくりやすく描きますよ。
だってそのほうが安く精度よくつくれる。

そこを攻めるのは大好きだけれど、親方日の丸で描いた自己満足の図面に価値はないと言い切ります。

つまらないから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする