仏様とか神様とか。
死んでも生きている。
死んでも場所がある。
と想像してしまうんだよな。
死んで全てが無になるなんて思いたくないから。
自分の存在も、思考も。
Nirvanaとか涅槃とか。
だから幽霊もいるし、先祖もいて見ているし、死んだ親もいて見ている。
住居など場所に人の意志が残るというのはあるとは思う。
生活するための工夫や作業の記録は残るよね。
だから、全部取り壊して更地にして区画整理してしまうと、リセットされる。
一般的な住居が2世紀持ちこたえたら、すごいものです。
死んだら全て無です。
記憶も思考もない。
残留思念も怨念も残らない。
他人の日常に関与できない。
死後の世界も存在しない。
死んでも生きていたいと願う人の生み出す想像で、それら全てがない。
葬式を担う宗教は、そんな人の想像を使って成り立つ仕事とも言える。
死んだら終わりだと思って、死なないように生きるしかないんですよ。