暇だと、色々考えます。
今のままでいいのか?
これから先どうしたらいいのか?
他人と自分を比較して、何もしていない自分に憤りを感じたり、劣等感を感じたり、うまく行っているように見える相手を引きずり降ろそうとしたり。
病気で寝たきりになると、そんなことをずっと考え続けます。
会社や学校を休み続けてもそうなります。
生きていることに意味を感じられなくなります。
毎日、決まった時間に、決まった場所に行って、決まった人に会う。
仕事にある程度の成果が出て忙しい。
暇なときに考えるようなことは考えなくて良くなります。
ということは、忙しくて充実していると、自分の現状を顧みなくなってしまう。
自分の危機に気づけない。
例え破綻に向かっていても、調子がいいから止まらない。
ネガティブな観点は黙殺されます。
会社で起こるモラハラやら、それこそ健康問題やメンタル障害などを量産する原因でもあります。
両方のバランスなんですよね。
調子が良くても、ネガを考える。
調子の悪いときは、ネガティブな要素を洗い出す良い機会なんだとも思います。
ネガ要素に対策する機会が、暇すぎて悩むとき。
両方知っていると、人生に深みが出ると思います。