円の面積の求め方は、
πr^2
円周率3.14×半径×半径
これを微分すると、
2πr
で、円周の長さになる。
微分はともかく、円の面積の求め方は小学校6年生で習うとのこと。
頭がパニックになると、これがわからなくなる。
パニックとは例えば、
・人前で緊張してプレゼンしているときに、急に質問される
・パワハラ上司に怒られながら聞かれる
・スキーなど慣れないスポーツで疲れ切っているとき
・全く脈絡なく質問されたとき
・仕事で疲れてしまったとき
・とてつもなく眠いとき
など。
私が個人的にダメだったのは、
・鬱になって自己肯定感が下がっているとき
このあたり、ちょっと考えればわかることなんですよ。
半径×半径の四角形の面積に、約3を掛ければ円の面積になる。
直径をDとすれば、
πD^2/4
でもいい。
π(D/2)^2
なので。
でも、このちょっと考えればわかるレベルが、とてつもなくしんどくてできなくなる。
当然のことながら、日常的な普段の判断も間違えやすくなって、失敗を重ねてしまう。
どんどん失敗を重ねて、自分の肯定感は下がってしまい、自己否定に陥る。
動いて生活するためのエネルギーもなくなる。
食事さえ摂りたくなくなる。
風呂にも入りたくない。
頭にずっとモヤがかかっている感じになる。
鬱になって自殺願望が発生する。
そういった自分の状態を知っていれば、未然に防ぐこともできる。
疲れたら休むべきなんですよ。
一旦、まともな思考ができるエネルギーを補充するために問題から離れる。
逃げじゃなく、戦略的撤退です。
本当に鬱になると、この判断ができなくなるのですが。
その場合、強制的に休ませたほうが良いという判断もありうる。
鬱に効く薬は、その思考のパニックを緩和するので、一時的には思考能力が衰える。
それでも、覚醒剤などの常習性のある薬物よりは全く良い。
そもそも精神病は、フランス革命の際に生まれた。
知的労働者階級が疾患するのが精神病だった。
だから、わざと知的労働をしているふりをして精神病になるという流行もあった。
逆に言えば、そのくらい一般的な問題なんですよ。
今の日本では誰だってなりうる。
世界的に識字率が高すぎる文化なのだから。
人の悩みを医療で、しかも日本なら健康保険適用で解決するなんて、非常に安上がりで便利な方法ですよ。
自分が自分で、幼少期や何年も前の、ものすごくネガティブなどうにもならない過去を悔いてしまったり、陰鬱な考えばかりを考えてしまうのなら、とにかくすべてを放って休むべきです。
病気だと考えて休むべきです。
根本的な解決のためには、とてつもなく疲れるその環境から離れる方法を模索するべきです。
他人や自分を変えるのは、心身ボロボロの低エネルギー状態でやるべきではありません。
そんな冷静さを欠いてしまって、ドツボにはまらないようにするためにも、経験として自分の限界を試すのは良いですが、それで死ぬこともない。
旧時代の、努力と気合と根性で乗り切るという考え方から離れて、もっと理性的に対処する方法があるのです。
無理しないこと。