人生思い通りにならない。
そう思うと、何をやっても上手くいかないので、すぐに諦めるし、深く物事を考えないし、自暴自棄になる。
賭け事に手を出すし、犯罪に手を染めてしまったりする。
失敗を重ねて、先行きの展望がなくなり、夢も希望もなくなる。
小さなことから自分で決めたことを実行し続けると、自己決定感が上がってくる。
生活
決めた時間に起きる。
睡眠時間を確保する。
必要十分量の食事をする。
計画
決めたスケジュールで動く。
予定を立ててそれを実行する。
期日までに必要な手続きを済ませる。
人との予定に遅れない。
健康
体重を維持する。
感情をコントロールして、怒ったり泣いたりしないようにする。
容姿
服装をきれいに維持する。
経済
自分の収入と支出を管理する。
これらのことをしっかり行えば、自己決定感が上がり、自暴自棄にならず、夢と希望を持って生きることができる。
これを実現するためには、様々な仕込みも必要で、多くの努力が必要になる。
やることを忘れないようにするメモやスケジュール帳やペンは、最低限の必須アイテム。
自己決定を妨害するのは自分自身でもあるけれど、他人の影響もあるので、付き合う人を選んだり、関わりを考慮する。
自分を利用だけしようとする人、すなわち自分をコントロールしようとする人とは、距離を取り深く関わらない。
すぐ感情的になって、怒って人をコントロールしたり、コミュニティ内での噂話などで人をコントロールする人も多い。
無為な時間で、いつの間にか時間を浪費するものとの距離を見直す。
テレビやゲーム。パチンコや飲み会。漫画SNS、YouTubeなどなど。
これらは大衆の時間を奪い、趣味嗜好をコントロールして、自分の特定の領域の経済活動を促すものと考えると、自己決定とは反する。
コミュニティ内での噂話にも関連するけれど、上記のように自分自身をコントロールすることは難しい。
自分自身を深く知り自己変革することは、本当に大変なこと。
だから、他人を批判したほうが楽なのです。
他人を批判して、自分の水準になるようにコントロールするほうが圧倒的に楽。
そのような人とは距離を取るべきなのだけれど、さらにこれに加えて、他人を自分の利益になるようコントロールして利用だけする人もいる。
真っ先に浮かぶのは、管理職や派遣会社。
すなわち一般的には会社組織。
経済活動の利潤追求のために人を利用だけする人はかなり多い。
相手がどのような人間なのかしっかり見極めて、関わりを考える必要がある。
すぐ怒って人をコントロールする人も多くいる。
怒ることは生き物としての防衛本能なので、無理に抑圧するべきではないと思う。
したがって、自分に害をなしたり、怒るべき相手が自分を利用だけするのならば、怒って自己防衛するべきだ。
ただし、怒るという情動は、変革のエネルギーが大きいが、自分への評価が下がる原因でもある。行動をやりにくくなる原因になる。
別の手法で代替できないかを考慮するべきだと思う。
自己決定するのが難しいのは当然でもあり、人が作り出した文化文明は、組織だって行動することによって、連携して生存競争に勝つところにある。
人がお互いに人を利用し、コントロールしながら社会を形成する。
コントロールできない相手とは戦争をしてでもコントロールする。
そんなことを繰り返しているのが人類であるわけで、その中で自己決定感が下がるのはもっともなのだ。