ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

星占いとバーナム効果

2024-02-13 19:55:39 | Human
現在唯一見ている占いがある。

Amebaブログの星占いだ。

まぁ、当たらない。

当たらないことに安心している。

本日、99点の1位だった。

何も理解してない人と話して、とてつもなく疲れて進捗がなかった。

医者と散髪に行って、疲れ切って今日はだめだと寝込んだ。


バーナム効果とは、概略的には、誰にでも当てはまるような曖昧な表現で表された記述を、自分を表現しているとみなす効果を言う。


生まれたときの血液型はB型だった。
出生記録を調べてもB型と記載されている。

小さい頃から、いい加減で、典型的なB型だと言われ、自分でもそう思っていた。

高校に入り献血をしたところ、事前検査でA型と判明した。

血液検査をした担当者にかなりきつく言われた。
「あなたB型じゃなくてA型よ?!」

輸血の際の血液凝固反応を起こすため、血液型の違いは自分の生命を脅かす。きつく言うのには理由があった。

そんなわけで、献血をした16歳から、私は真面目で几帳面なA型となった。


そんなことはなく、この事実は逆説的に血液型が性格には全く影響を及ぼさないことを証明してしまった。

一般大衆の思い込みによるバイアスもあるが、人間がたった四種類に大別されるわけがないのだ。


一卵性双生児は、遺伝子が同じクローンであると言える。

ところが、全く同じ性格には育たない。

中学時代に一卵性双生児はいたが、外見は似ているものの、思考も発言も違う。

それは当たり前で、同じ時間でもいる場所が20cmも違えば自分に起こる経験は違ってくる。

戦場で20cmいる場所が違えば、銃弾に当たるか当たらないかが変わる。

二者択一で選ばれることにより経験も異なる。

結局のところ、同じ肉体構成をインプットされた双子でも、思考まで全く同じには育たない。人生や運命も異なってくる。

ということは、すべての人はそれぞれの個別の趣味嗜好及び性格を持って成長する。

世の中の人を、血液型の四種類とか、黄道十二星座の人生に分類することが、基本的に不可能なのだ。


とはいえ、行き過ぎた苦労をすることも、あからさまな幸運というものも人生には存在していることも確かで、そのような現実に立ち向かうときに、客観的に自分を観察するということは重要だと思っている。

自分自身を客観的に観察するツールとして、星占いを見て、
「いやいや、そんなにうまくいかんわ」
と現実に立ち返って、落ち込みすぎたり、はしゃぎすぎたりを抑える必要は感じる。

ラッキーなときは喜んでもいいとは思うけれどね。
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