ささかのブログ

雑多な思考整理のためにブログを活用中。
自分が生きやすくなればいいと思うけれど、教祖になるつもりはない。

作法

2022-03-02 22:16:40 | Culture
玄関に入って靴を揃える。

めんどくさくてやらないことの一つ。

作法の一つでもある。

やるとすれば、お店に入って靴を脱ぐ場合ぐらいか。

見た目のような気がするけれど。


もし戦国時代だったら。


家にいたら敵が攻めてきた。

草履を履いて外に飛び出す必要がある。

でも草履がひっくり返ってすぐに履けない。

その間に斬られる可能性がある。


そういったリスクをとことん少なくしようとすれば、家に入るときに履物はしっかり揃えるだろうなと。

靴を履いて家に上がらない、日本の文化だからでもある。


東日本大震災を経験して、過去から言われる作法が、いかに重要かを思い知ることになった。

ものを片付けておかないと、いざ震災が起きたときに逃げ出すことさえできない。

地震大国である日本の文化は、地震への対策とともに形作られたのではないかと想像している。

家が世界的に見ても耐震性の高い構造であることが、その文化の一つでもあると。


水害が頻発する前提であれば、地下に高圧電線は通さないだろうな。

電線を地下埋設しようとすれば、膨大な費用が発生するし。

GHQが高架電線を走らせているという説を聞いたこともある。

道路を飛行機の滑走路にしないために。
ちょっとした国道なら滑走路にできそうだけど、電線があってできない。

その説は面白いと思った。

今は高速道路があるけれどね。


何気ない日常の作法を掘り下げると、何らかの因果関係に行き着くのかもしれないなぁと思う。

挨拶を会釈やお辞儀で済ませたり、握手をしなかったりするのは、感染症予防だとすれば、清潔好きな国民性の原点かもしれない。

ぼんやりそんなことを考えている。
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