ニュースによると、韓国と北朝鮮が不穏なムードを漂わせはじめました。
緊迫感がたかまり、少々気がかりです。
戦争でも起これば、悲劇の連鎖により、どちらも敗者となるのは明確です。
第2次大戦やベトナム戦争で、もうこりたはずなのに、湾岸戦争、
イラク戦争、緊迫している中東、そして、ミャンマー、チベットと
この人類の愚かな行為は、悲しいかな、いつまで続くのでしょうか・・・。
今週、紹介するのは、フォークの女王とよばれた ジョーン・バエズ です。
歌手としてより、非暴力を訴える反戦活動家としての彼女の方が
彼女は、ボブ・ディランをこの世に送り出した人
とも言われていますが
ディランと共にフォーク・ブームの象徴的存在です。
今日はそんなジョーン・バエズの曲の中から
『 花は何処にいった 』 (1966年) を紹介します。
(日本ではフォーク・クルセイダースや森山良子、ミスチルも歌っている)
彼女はベトナム戦争に対してプロテスト・ソングを歌い、
反戦活動も盛んに行ってきました。
『 野に咲く花は何処へ行った。
少女が摘んでしまったよ。
兵隊さんは何処へ行った。
みんな墓場へ行ってしまったよ。
( When will they even learn. )
いつになったら、この愚かな繰り返しから学ぶのだろう・・・。』
と悲しく歌い、戦争の愚かさを訴えています。
思い出のグリーン・グラス、風に吹かれて
などなど、スタンダード・ナンバーを沢山、
自分流に歌いあげますが
やはり彼女といえぱ゛この曲かな・・・。
今日は好きな曲と云うより、怒りをこめてこの曲を紹介します。
アップルくん