さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

土曜の一曲83

2008年04月05日 | 音楽

ニュースによると、韓国と北朝鮮が不穏なムードを漂わせはじめました。

緊迫感がたかまり、少々気がかりです。

戦争でも起これば、悲劇の連鎖により、どちらも敗者となるのは明確です。

第2次大戦やベトナム戦争で、もうこりたはずなのに、湾岸戦争、

イラク戦争、緊迫している中東、そして、ミャンマー、チベットと

この人類の愚かな行為は、悲しいかな、いつまで続くのでしょうか・・・。

 

今週、紹介するのは、フォークの女王とよばれた ジョーン・バエズ です。

歌手としてより、非暴力を訴える反戦活動家としての彼女の方が

88何となく有名で、インパクトがあります。

彼女は、ボブ・ディランをこの世に送り出した人

とも言われていますが

ディランと共にフォーク・ブームの象徴的存在です。

 

今日はそんなジョーン・バエズの曲の中から

 『 花は何処にいった 』  (1966年)  を紹介します。

(日本ではフォーク・クルセイダースや森山良子、ミスチルも歌っている)

彼女はベトナム戦争に対してプロテスト・ソングを歌い、

反戦活動も盛んに行ってきました。

 

『 野に咲く花は何処へ行った。

 少女が摘んでしまったよ。

 兵隊さんは何処へ行った。

 みんな墓場へ行ってしまったよ。

 ( When will they even learn.

 いつになったら、この愚かな繰り返しから学ぶのだろう・・・。』

 

と悲しく歌い、戦争の愚かさを訴えています。

 

03朝日のあたる家、ドンナ・ドンナ、

思い出のグリーン・グラス、風に吹かれて

などなど、スタンダード・ナンバーを沢山

自分流に歌いあげますが

やはり彼女といえぱ゛この曲かな・・・。

 

今日は好きな曲と云うより、怒りをこめてこの曲を紹介します。

                                アップルくん

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