津山店より
残暑 お見舞い 申し上げます
暦の上では 秋ですが、連日の猛暑で 外に出ると 体が溶けてしまいそうです。
今日は、70年前、長崎に原爆が投下された日。
私の身内には 被爆者はいないのですが、母の一番上の兄は、
陸軍航空隊で 滋賀県上空のB29との戦いで、亡くなりました。
23歳でした。
写真でしか見たことのない 伯父です。
< きけ、わだつみの声 > という本で、飛行機の前で 仲間と肩を組み、
笑っている、私よりもはるかに若い 伯父です。
いなかの 7人兄弟の長男で、勉強がしたいと 苦労しながら東京の大学に行き・・・・・
終戦を迎えて、1年以上たって 戦死の知らせが届いたそうです。
今では 考えられないような時代を生きた人生って、どうだったんだろうと、
この時期、いつも頭をよぎります。
何かの本で、( 人は二度死ぬ ) という言葉を目にしました。
一度目は 肉体が滅びるとき。
二度目は 存在が忘れ去られるとき。
もうすぐ お盆が訪れます。
今年も 心に思いをはせながら、静かに手を合わせたいと思います。
少々、夏バテぎみな くーわんです。