岡山大福店より。
みなさん【看板建築】ってご存じでしょうか?
看板建築とは・・・、鉄筋コンクリート造で建てるだけの資力がない中小規模クラスの商店によって関東大震災後に数多く建設された、かつての伝統的な町屋に代わる洋風の外観を持った店舗併用の都市型住居である。(ウィキペディアより)
・・・わかりにくいですね。簡単に言うと昔の木造建築の商店に、モルタルやレンガ・銅板などを使って道に面している側だけを洋風に装飾された建物・・・。
要するにこういう↓建物です。
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先日、出版社の知人からの依頼で新刊書籍の資料を撮影するため、備前市へ行って来ました。
昔ながらの町並みに残る貴重な建築。
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当時の職人技が光る装飾もすばらしいー!
本当は岡山県内にある他の看板建築の撮影も依頼されていたのですが、残念ながらもう残っていなかったり、建て替えられていたり・・・。
みなさんの街にもきっとある、急速に失われつつある昭和の遺産、看板建築。
普段気にせずに通っているあの道この道の建物を見上げてみると、
名も無き職人さんたちの知られざる芸術作品がそこにはあります。
みなさんも看板建築さんぽ、楽しんでみては如何でしょうかー?
(ちなみにその書籍がいつ発売されるかは全然知りません笑。また発売されたらブログで紹介したいと思います)
ケン