さしこうスタッフブログ

さしこうスタッフが日替わりでお届けする日々のおはなし

眠り一筋190年の話  最終幕

2022年09月09日 | 番外編

続いてやって来たこちらの工場で掛布団が作られていました(^^♪

まずは生地を布団のサイズに合わせてハサミで裁断していくワケですが

ただ裁断しているだけではもちろんありません♫

こちらをご覧ください!

生地の柄がバッチリつながっているのがお分かりだと思います

これは柄合わせと言われる方法で着物の仕立てによく用いられる技法です(#^.^#)

縫い代をしっかり考慮して裁断しないといけないワケです

こだわり細かっ‼‼

 

そしてそして裁断した生地をキルティングしながら縫製していく作業にもこだわりが♫

縫製する糸は太めのコットン100%の糸を使い

針は極細の縫い針が使われています

こうする事で針穴が糸でキッチリと塞がれるため中身の羽毛が吹き出さなくなります!

いや~スゴイこだわりと技術が満載ですね(^^♪

 

そしていよいよ羽毛の充填作業です♪

使われるのはこのような機械です

これで規定の量の羽毛を強風とともに送り込んでいきます

これも例によって体験させていただきました!

結構な風です(^^;)

縫製した生地が風で持っていかれそうでした・・・

いえ本当に!!

やってる途中で怖くなってきたんですm(_ _)m

 

そんなワケで羽毛の充填が終わるとこんな作業が待っています♬

何やら羽毛布団を広げてトントンたたく方が1人

これは布団のキルティングした各区画に羽毛が均等に行き渡るようにたたく行程だそうです

え!? たたくだけ?

 

そうなんです!たたくだけなんです!!

私ろぐおもビックリしました( ;_; )

原始的といいますか何といいますか・・・

裏を返せばそれだけ繊細な作業を職人の方の手作業に委ねられているという事ですね!

ちなみにこの職人の方はこの作業一筋30年のキャリアだそうです!

スゲェ(゚Д゚)!

プロ中のプロだ!!

 

いや~!!

今回の滋賀県研修はとても奥深く有意義なものでした!!

IWATAの眠り一筋190年の歴史はスゴかった(゚Д゚)

 

ここまでご紹介してきましたIWATAの寝具は明日 9/10(土)から開催の

『幸葉祭』で特集させていただいております(#^^#)

日々の眠りに悩みがあるそこのアナタ(^_^)

この機会にぜひ眠り一筋190年の技術とこだわりを体感しにおいで下さいませ!!

 

今回の連載は以上です

最後までご覧いただき誠にありがとうございました!

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