横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

育つぬいぐるみ(菅田地区センター)

2021-03-08 00:20:03 | 活動の記録
3月5日は、6人のドクターが菅田地区センターで活動しました。私達は、横浜港北おもちゃ病院が正式名称ですが、ここは神奈川区。港北区からちょっと隣の区に遠征です。

さて、最初のおもちゃは、これ。話しかけていると、本当の子供のように、話す言葉が増えていく、プリモプエルというぬいぐるみのおもちゃです。ハートを育てると言う宣伝文句のおもちゃでした。最近のおもちゃは高度ですねぇ。

故障状況は、全く話さなくなったとのこと。それでは、電池を確認しようとして、電池ボックスをあけてみると、びっくり!

電池の液漏れは、よく対応しますが、ここまで酷いのは珍しいです。接点をリューターで研磨するのはもちろん、液漏れを歯ブラシで掃除しました。修理というより、掃除ですね。電池ボックスの蓋のネジは、溝が潰れて『なめた』状態でした。ネジは交換すればいいのですが、M2.6のネジでした。M3ネジはたくさん手持ちがあるのですが。。。おもちゃドクターは、それぞれが色々なネジを入れた箱を持っています。皆のネジ箱を見せて頂き、なんとかM2.6ネジを探し出し出して、交換して完了!


この日は10個近く直しました。このおもちゃは、なんとディズニーランドの鉄道です。駅に近づくと、スイッチが入って、アナウンスがながれます。車両の動きが悪いのと、アナウンスが流れない故障でした。ギヤボックスとアナウンスのスイッチを調整しました。


トミカのミニカー用に高速道路を模擬した「にぎやかドライブ」のセットもありました。ミニカーをベルトで坂を登らせる登坂路があるのですが、この登坂路の駆動ギヤボックス内にあるモーターのピニオンギヤが壊れていました。「にぎやかドライブ」は、いくつも種類がありますが、たいていの故障は、この症状です。ピニオンギヤを交換して修理は完了ですが、セット全部を持ち込んでいただいたので、一応全部のコースを組み上げて動作を確認して(遊んでる?)完了!


前回たくさん来たあんぱんまんのおもちゃ。今日もきました。運転気分を味わえるハンドルです。スイッチを入れるとエンジン音がするのですが、鳴らない状況でした。これは、スイッチを直しておわり。


治らなかったおもちゃもありましたが、6人のドクターで、ゆっくり修理ができた活動日でした。


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