ラジコンの修理で、ハマーがやってきました。
ハマーは、米国の軍用車を乗用車としてカスタマイズしたもので、大柄の四輪駆動車であり、公園の凸凹を疾駆する車体にはぴったりの車です。故障内容は、リモコン(送信機)で全く操作できないとのこと。
今回の修理、結論から言うと治りませんでした。でも、かなりのところまでやったので、ブログの記録としては載せておこうと思います。
送信機は、40MHzの周波数を使い、右上にあるスイッチで、オンとオフ、周波数選択を行います。X、A、B、Cの4つを小さなスイッチで切り替えます。Xがオフですから、通常であれば、A、B、Cのいずれかにセットすると、送信機と車体がペアリングを始め、前輪が少し動けば、遊ぶことができます。公園で、同じラジコンを持っている友達がいる場合、混信しますから、お互いに異なる周波数を選択できるようになっているわけです。
以前にも持ち込まれた、この手のオモチャは、このスイッチが不良でした。今回もたまにはペアリングが成功することがありますが、すぐに動かなくなってしまいます。
このスイッチは汎用品ではありませんから、交換することはできず、分解して清掃することにしました。ここまでやるドクターの技量は、大変なものだと。同じドクターでも感心します。
注意深く分解し、清掃して組み付けると、そのスイッチの仕組みがわかりました。
6接点の2連(12接点!)スイッチなのですが、2つの小さな金属スリーブが一つおきの接点を短絡するように、同時にスライドしていく仕組みでした。
モータの分解修理も、スイッチの分解修理も普通のおもちゃ修理ではやりませんが、交換部品がないときは、このような作業をすることがあります。
今回は、ここまでやったけど、ペアリングはできませんでした。
持ってきたお父さんと子供たち、ごめんね。
他に壊れたおもちゃあったら、持ってきてね。
ハマーは、米国の軍用車を乗用車としてカスタマイズしたもので、大柄の四輪駆動車であり、公園の凸凹を疾駆する車体にはぴったりの車です。故障内容は、リモコン(送信機)で全く操作できないとのこと。
今回の修理、結論から言うと治りませんでした。でも、かなりのところまでやったので、ブログの記録としては載せておこうと思います。
送信機は、40MHzの周波数を使い、右上にあるスイッチで、オンとオフ、周波数選択を行います。X、A、B、Cの4つを小さなスイッチで切り替えます。Xがオフですから、通常であれば、A、B、Cのいずれかにセットすると、送信機と車体がペアリングを始め、前輪が少し動けば、遊ぶことができます。公園で、同じラジコンを持っている友達がいる場合、混信しますから、お互いに異なる周波数を選択できるようになっているわけです。
以前にも持ち込まれた、この手のオモチャは、このスイッチが不良でした。今回もたまにはペアリングが成功することがありますが、すぐに動かなくなってしまいます。
このスイッチは汎用品ではありませんから、交換することはできず、分解して清掃することにしました。ここまでやるドクターの技量は、大変なものだと。同じドクターでも感心します。
注意深く分解し、清掃して組み付けると、そのスイッチの仕組みがわかりました。
6接点の2連(12接点!)スイッチなのですが、2つの小さな金属スリーブが一つおきの接点を短絡するように、同時にスライドしていく仕組みでした。
モータの分解修理も、スイッチの分解修理も普通のおもちゃ修理ではやりませんが、交換部品がないときは、このような作業をすることがあります。
今回は、ここまでやったけど、ペアリングはできませんでした。
持ってきたお父さんと子供たち、ごめんね。
他に壊れたおもちゃあったら、持ってきてね。