今日は台風が直撃の日でしたが、篠原地区センターの出だしは、ぼちぼち。
そのうちの一つ、ラジコンのGTーRが持ち込まれました。
故障状況を聞くと、前進しない(?)とか音がする(?)とのこと。まずは、電池を確かめると5本の単三電池は全て0V。持ち込まれたお父さんに、「どれも使えなくなっている電池です。マイナスを示している電池もあって、液漏れ寸前ですよ」とお知らせすると、「なぜ、液漏れするのでしょうか?」との質問。うーん、そういえば正しく・やさしくお答えするのは難しいなぁ。「電池は、おもちゃから外しておけば、液漏れしません。しかし、おもちゃに入れっぱなしにしておくと、電流が流れ続け、化学反応で電圧を作っている電池は、ガスを発生するから、液漏れするのです」とお答えすると、「液漏れしない電池は作れないのでしょうか」と、お父さん。なかなか、突っ込みが鋭いです。「急速にガスが増えると、危ないので、安全上漏れる仕組みなんです」とお答えし、ご理解いただけました。そういえば、昔の電池、膨らんでしまったものもありましたねぇ。
さて、電池を入れて、GTーRを動かしてみると、ガラガラ鳴ってます。これは、ギヤボックスの故障が明白なので、早速中を開けてみますと、ギヤが、それも特殊ギヤが割れていました。
ということで、今回は特殊ギヤの修理3回目です。前回、ギヤの修理方法を3種類、ご紹介しましたが、まさにその2つ目、割れたギヤの補修をしなければなりません。ギヤはポリプロピレンですから、しっかりくっ付く接着剤はありません。犬のぬいぐるみの骨折も同じですが、金属板で補強するしかないと修理方法を決め、ギヤボックスをしっかり眺めました。ギヤの噛み合いをしっかり覚えてから、真鍮の金属板を2mmの皿ネジを3つで補修しました。どうです、よくできたでしょう。
自信を持って組み上げると、なぜかガラガラと音がします。あれ、ギヤ直したのになぜ。。。最初は補修したネジがギヤボックスに当たっているのかと思い、何回もギヤボックスを分化し、組み立ててもわかりません。うむむ。根を詰めず、お昼にしました。昼食後、気持ちをとり直して、補修したギヤをルーペで見ていると、補修したギヤに隙間があり、あるギヤの歯のところで、モーター側のギヤが噛み合うとき音が出ることがわかりました。さて、これ以上、精度の高い金属板の補修はできないので、小さなヤスリで、原因の歯を気持ち削り、組み上げました。
若干音は出ていますが、遊ぶのには問題ないこととお客様にお伝えして、修理完了。やー、ギヤの補修は難しいなぁ。(特殊ギヤの補修 その4)が来ないことを祈るばかりです(笑)。
そのうちの一つ、ラジコンのGTーRが持ち込まれました。
故障状況を聞くと、前進しない(?)とか音がする(?)とのこと。まずは、電池を確かめると5本の単三電池は全て0V。持ち込まれたお父さんに、「どれも使えなくなっている電池です。マイナスを示している電池もあって、液漏れ寸前ですよ」とお知らせすると、「なぜ、液漏れするのでしょうか?」との質問。うーん、そういえば正しく・やさしくお答えするのは難しいなぁ。「電池は、おもちゃから外しておけば、液漏れしません。しかし、おもちゃに入れっぱなしにしておくと、電流が流れ続け、化学反応で電圧を作っている電池は、ガスを発生するから、液漏れするのです」とお答えすると、「液漏れしない電池は作れないのでしょうか」と、お父さん。なかなか、突っ込みが鋭いです。「急速にガスが増えると、危ないので、安全上漏れる仕組みなんです」とお答えし、ご理解いただけました。そういえば、昔の電池、膨らんでしまったものもありましたねぇ。
さて、電池を入れて、GTーRを動かしてみると、ガラガラ鳴ってます。これは、ギヤボックスの故障が明白なので、早速中を開けてみますと、ギヤが、それも特殊ギヤが割れていました。
ということで、今回は特殊ギヤの修理3回目です。前回、ギヤの修理方法を3種類、ご紹介しましたが、まさにその2つ目、割れたギヤの補修をしなければなりません。ギヤはポリプロピレンですから、しっかりくっ付く接着剤はありません。犬のぬいぐるみの骨折も同じですが、金属板で補強するしかないと修理方法を決め、ギヤボックスをしっかり眺めました。ギヤの噛み合いをしっかり覚えてから、真鍮の金属板を2mmの皿ネジを3つで補修しました。どうです、よくできたでしょう。
自信を持って組み上げると、なぜかガラガラと音がします。あれ、ギヤ直したのになぜ。。。最初は補修したネジがギヤボックスに当たっているのかと思い、何回もギヤボックスを分化し、組み立ててもわかりません。うむむ。根を詰めず、お昼にしました。昼食後、気持ちをとり直して、補修したギヤをルーペで見ていると、補修したギヤに隙間があり、あるギヤの歯のところで、モーター側のギヤが噛み合うとき音が出ることがわかりました。さて、これ以上、精度の高い金属板の補修はできないので、小さなヤスリで、原因の歯を気持ち削り、組み上げました。
若干音は出ていますが、遊ぶのには問題ないこととお客様にお伝えして、修理完了。やー、ギヤの補修は難しいなぁ。(特殊ギヤの補修 その4)が来ないことを祈るばかりです(笑)。