横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

パパの大好きなプラレール(篠原地区センター)

2024-05-25 13:57:00 | 活動の記録

本日5/25は篠原地区センターで活動しました。お客様の少ない日でしたが、プラレールばかり7台もやって来ました。

また、地区センターのおもちゃも直しました。

 
 
この日のプラレールの故障は、車軸のピニオンギア(12歯)破損、モーターのピニオンギヤ(8歯)破損、車輪のゴム劣化、連結器にあるリード線の断線、車軸ギヤのクラッチ機構の破損などでした。
 
 
プラレールは長い歴史があるので、両親のお下がりを使って遊んでいるお子さんも多いです。本日のお客様は、お子さんもプラレールが大好きなのはもちろん、パパも大好きなようで、二人で大変喜んでもらえました。
 
地区センタのおもちゃは、車輪が外れていました。この車、フライホイールを内蔵していて、子供達が床に押し付けて遊ぶため、車軸を入れる穴が割れ、車輪が外れているでした。
 


車軸はめてもゆるゆるですし、接着剤でつけても負荷がかかるので直ぐに車輪が外れてしまうでしょう。そこで、割れた車軸の穴の外周に金属の輪をはめることにしました。木の桶や樽などのように、箍(たが)締めにしたわけです。うまい具合に、電気の圧着スリーブのパイプを切り出した輪がぴったりで、うまく嵌め込むことができました。
 


これに、リード線を入れて車軸に押し込み、修理終了!これなら、遊んでも当分壊れないでしょう。
 


 

ボールとじゃれ遊ぶぬいぐるみ(菊名地区センター)

2024-05-12 11:27:11 | 活動の記録

本日5月11日は、菊名地区センターで活動しました。この日、プラレール、木製のブルドーザ、お風呂で泳ぐ魚など15件ものおもちゃがやってきました。なぜか、お正月前でもないのに、前回同様の獅子舞が2台もきました。また、子供に大人気の歩く・吠える犬のぬいぐるみも二匹きました(一匹は、入院となりました。少しお待ちください)。

ご紹介するのは、転がるボールにじゃれ遊ぶぬいぐるみ(モーラー)のおもちゃです。じゃれつくのは、モーラーという架空の動物です。スイッチを入れると、ボールが不規則に回転し、ボールに結びつけられたモーラーが一緒に動くので、ボールと遊んでいるようです。

ボールの中に、電池で回転するモータユニットが入っています。モータユニットには錘(おもり)がついているので、偏心して回転するため不規則に転がる仕組みです。

このモータが回らないので、中を見てみると、ウォームギヤが割れていました。故障原因は簡単にわかりましたが、長さのあるウォームギヤを使っており、手持ちのウォームギヤでは合いませんでした。参加していたドクターにぴったりのギヤを分けてもらい、交換しました。

直してみると、確かにモーラーがボールと遊んでいるようです(動画はこちら)。モーラーって、不思議な生き物です!