横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

プラレールのギヤ軸穴の修理(篠原地区センター)

2024-11-26 10:58:54 | 活動の記録

11月24日(土)は篠原地区センターで活動しました。

この日、沐浴実習用の赤ちゃん人形やプラレールなどがやってきました。2台あったプラレールのうち、珍しい故障と修理をご紹介します。

対象のプラレールはこれ。ネットを検索してみると、JR九州の485系列車だそうで「RED EXPRESS」とのこと。プラレールで赤は珍しくないけど、本物の赤一色は迫力あるでしょうね。

プラレールの故障は車軸のギヤ割れが一番多いです。

しかしながら、今回の故障はここ。故障箇所はギヤボックス内のギヤ軸を保持する軸穴が割れています。

接着では強度が出ないので、プラリペアで盛って後からドリルで穴を開けるのが良さそうです。しかし、ギヤボックスの壁面ならプラリペアも可能ですが、ギヤボックスの内側に飛び出た部分なので、プラリペアは固まるまで保持できません。

軸穴は半分は残っていますので、何かで車軸がずれないように押さえつけられないかと考えました。そこで、クリップを加工し、保持具をつけてみました。

結構、うまく保持できました。壁と軸穴の間にテンションがかかるようにしたので、ギヤ軸が外れることはありません。

クリップでいっちょ上がり!


特殊ギヤの修理(菊名地区センター)

2024-11-10 16:44:34 | 活動の記録

11月9日(土)は菊名地区センターで活動しました。

この日、前も修理した経験のある恐竜のラジコンがやってきました。

この恐竜、声も歩き方も迫力満点。歩くというより、早足です。早足は足を駆動するギヤなどに負担がかかるのでしょう。

前の修では足を駆動するギヤの軸受が損傷していました。今回の恐竜も歩き方がおかしいとのことで中を開けてみると、足を駆動する特殊なギヤが損傷していました。

特殊なギヤは手持ちの部品もなく、知恵を使って補修するしかありません。過去にもいくつかやってみたことがあります(特殊ギヤの修理1特殊ギヤの修理2特殊ギヤの修理3)。

歯が二つも欠けているので、ピンを立てて歯の代わりにすることにしました。

ピンの高さを調整すると、スムーズにギヤが噛み合いました(動画はこちら)。

持ってこられたお父さんも大満足。よかった、よかった。