今日は、綱島地区センターで活動しました。予約も含めて30件超のおもちゃが持ち込まれ、大繁盛! いつも10時から15時なのですが、終わらず、1時間の残業をしました(笑)。
さて、忙しくて写真をとる暇もなかったのですが、ちょっと面白かったおもちゃ修理をご紹介。なんでもAmazonで購入したアメリカ製のミッキーの本。
歌の本に、ミュージックプレイヤーのミッキーがセットになった商品です。ミッキーは取り外し、胸のボタンを操作すると、本に収録された歌を20曲歌います。
故障状況としては、全く音がならないとのこと。多分、スピーカーの故障でしょうから、中を開けようとして、ミッキーの裏を見るとびっくり。ネジが見えているのですが、本にセットするクリップに隠れてドライバーが使えません。クリップは、ラッチ構造で嵌っているらしく、簡単には抜けません。
おもちゃのケースを止めているネジは、シールが貼ってあったり、ゴムの台座の裏に隠れていたりすることがあります。でもこれは、初めて。ちょっと見えるので、ネジを隠していないので親切なような気もしますが、クリップを外せないので意地悪な気もします。さて、どうしたものか。クリップが外れないなら、ネジのあたりを削ってみるしかないか。。。クリップの裏側を覗き込んでみると、やっぱりラッチ構造が見えます。ここで、電気工事のコネクタを思い出しました。電気工事のコネクタは、ドライバーを差し込むと銅線が抜けるタイプのものがあります。もしかしたらと思い、クリップの下からマイナスドライバーを差し込むと、ラッチが下がり、クリップはすんなり抜けました。
抜けてしまえば、ケースを開けてスピーカーを交換して修理完了です。故障としては、簡単な部類ですが、隠しネジとしては興味深い構造でした。