9月なのに、まだまだ暑い!
今日、9/14は菊名地区センターで活動しました。ここは隔月開催のせいか、持ち込まれるおもちゃが多いです。この日もたくさんのおもちゃがやって来ました。
そのうちの一つは、なんと1994年製、つまり30年前のゴジラでした。
昨年、「ゴジラ −1.0」という映画がヒットしましたが、生誕70年でした。このおもちゃは、昭和から始まったゴジラシリーズの第二弾、平成シリーズが始まった時のおもちゃのようです。足の裏に、1994年東宝と書いてあります。
故障は、電池を入れても動かないし、鳴き(吠える?)もしないとのこと。中を開けてみるしかありませんが、体は柔らかいゴム製で、いくつかのゴムパーツが接着されています。無理に剥がすと、30年前のゴムでもあり、破れてしまいそうです。ゴムに影響しないディクリーザーを接着部分につけ、ゆっくり剥がすことにしました。
中を開けてみると、モータユニット内のピニオンギヤが2つ、割れていました。一般的にモータの軸につけるピニオンギヤは、8歯や10歯が多いのですが、このゴジラは、珍しい9歯のピニオンギヤでした。しかし、ピニオンギヤを取り換えても、うまく動きません。何度もモータユニットを開けては組み立てているうちに、ある平ギヤの位置がずれていることがわかりました。これを直して、スイッチを入れると、ゆっくりと歩き、肩のランプが点滅します。前を睨みながら、ゆっくり歩くさまは迫力満点!30年ぶりのゴジラの勇姿です(動画はこちら)。
もう一つ、小さなラジコンカーもやってきました。
遊んでいたら、こんな部品が外れたのだけど、どこの部品かわからないとのこと。
うーん、どこの部品かと思って眺めていると、前輪の中間に嵌りそうな穴があります。これは、前輪の左右バランスを調整する部品なのでした。
中を開け、前輪のモーターユニットを外し、この部品をはめてみるとピッタリ。
走らせてみると、左右も前後もうまく動きました。
他には、シャボン玉鉄砲、何箇所も骨折した犬のぬいぐるみ、子供用デジカメ(直らなかった、残念)などたくさんのおもちゃと楽しく格闘した活動日でした。
同じようなゴジラのラジコンを修理したいと思ってます。
もし可能であれば、ゴムパーツの接着剤を剥がした時に使った溶剤を教えてください。
アルコールでは全く剥がれなかったので、手元にあった自転車用ディクリーザー(エコテック)を使いました。エコテックでも簡単に剥がれるというわけでなく、ゆっくり剥がしました。
ご参考まで
早速その方法で試してみます。