12月9日に綱島地区センターで活動した際、忙しく修理できなかったおもちゃを入院(預かり修理)としました。
入院したエルモ君、退院しました!
このエルモ君、足の甲やアゴの下のスイッチを押すと笑い転げ回り、最後にはスッと立ち上がるおもちゃです。依頼された状態は、全く動かず、音も出ませんでした。両足の裏にある電池ボックスを見てみると、見事に電池の液漏れで電極が腐食していました。12月9日の綱島地区センターでは、電池ボックス内の電極をリュータで研磨してみました。すると、動くのですが、最後に立ち上がらないし、声も出ませんでした。ここからは修理に時間がかかると思い、入院となりました。
預かったエルモ君、背中から毛皮(?)を脱がしてみます。そして、本体を開けてみると、足を動かすモータユニットにたどり着きました。
モータユニット内を開けてみると、モータ軸についているピニオンギヤが割れていました。
このピニオンギヤ、汎用のギヤではなく、少し長いです。綱島で入院手続きをする際、このエルモ君を修理した経験のあるドクターから、ピニオンギヤが割れていて交換になるはずとアドバイスをもらい、専用のギヤを分けてもらっていました。それを交換したら、ピッタリ。
声が出ないのは、スピーカー不良でした。直径45mmの大きなスピーカでしたが、27mmの汎用スピーカーで代用しました。
そして動かしてみると、元気に笑い転げてくれました(動画はこちら)。
エルモ君、無事退院できてよかったね。