横浜港北おもちゃ病院の活動記録

ドクターの一人であるYoshi61が代表して記録しています

分解するのが大変(エイリアンのUFOキャッチャー)師岡コミュニティハウス

2022-12-26 22:06:42 | 活動の記録

12月24日、今年最後の活動は師岡コミュニティハウスで活動しました。ここは、トレッサ横浜の中にあります。クリスマスということで、トレッサは買い物の人でいっぱいでした。

この日、5つほどの予約したおもちゃを修理したのですが、苦労したのがこれ。

トイストーリーに出てくる可愛いエイリアンのクレーンゲーム(UFOキャッチャー)でした。故障は正面左側にある電源スイッチが入らないとのこと。確認してみると、カチカチとはならず、ぐんにゃりしてます。スイッチの故障か、スイッチカバーの損傷かもしれません。それでも、クレーンそのものの修理よりは簡単と思って始めたのですが、見事にハマりました。

スイッチのところ到達するためには、本体を分解しなければなりません。まず悩んだのが、ロケットの足の横についている4本のネジをどう外すか。ロケットの台が邪魔で、ネジ穴にドライバーが刺さりません。

どうやって分解するのか、しばらく悩みました。答えは、これ。

台ははまっているだけでした。この後、天井を外し、アクリルの本体を分解したのですが、操作パネルが外れません。裏から覗くと、操作パネルにネジがあるようです。隠しネジを探っていくと、

やっぱりネジがありました。

この後分解を進め、スイッチの基板にたどり着きました。スイッチ自体は故障しておらず、スイッチを操作すると、基板がたわんでぐんにゃりとなってしまうことがわかりました。つまり、本体の構造が基板を支えていたのですが、それが外れていたのでした。ということで、元に戻せば終わりなのですが、ここからが大変でした。

台座にアクリル本体を組み付け、天井のクレーンも、スピーカーの入っている底板も順序よく組み付けねばならない構造でした。分解と組み立てを何回も繰り返し、やっと完成して試運転しているところで、クレーンの巻き上げがおかしくなりました。

お客さんが取りにくる時間が迫っているので、入院すべきか悩んでいましたが、再度分解することにしました。分解・組み立てをくり返したおかげで、あっという間に再度分解し、今度はクレーンのモータユニットも分解し、クレーンの紐が絡んでいるところを見つけました。あとは、最後の組み立てをしておしまい!

こんなおもちゃも修理しました。あとラジコンも、赤ちゃんメリーもあったのですけど、エイリアンのおかげで、修理記録を取ってませんでした。

今年、おもちゃ病院をご利用いただき、ありがとうございました。