よくばりボックス

さて、今年も1／6の菊名地区センタを皮切りに、今年も活動中です。

とは言うものの、お客さんが多くても忙しい（嬉しい）ときは、修理中の写真を撮ることが難しくて今年の活動記録はまだ書けていませんでした。と言うことで、昨年最後の矢向地区センタでの修理記録です。

持ちこまれたのは、赤ちゃんがなにをやってもおこられない、欲張りボックスです。


家の中には、赤ちゃんから見れば、触って見たいものがたくさんあります。動くものすべてに手を出して、反応を見ながら成長するのですから、静かにして見守ってあげたいところですが、危ないものもあり、そうもいきませんよね。

欲張りボックスは、コンセントの差込み、ティッシュボックス、マヨネーズなどなど、色々な家庭で触ってみたいものを寄せ集めたおもちゃです。

持ちこまれた欲張りボックスは、ティッシュボックスのところが壊れていました。欲ばりボックスのティッシュボックスは、本当のティッシュではなく、1枚のティッシュによく似た布を引っ張り出せる構造です。引っ張り出した後は、自動的に巻き取られます。

故障内容としては、テッシュペーパー部分に巻き取り時のストッパー部品がなくなってしまい、テッシュが内部に巻き取られてしまうと言うものでした。


まあ、よくあるおもちゃの故障ではあるのですが、部品が折れているわけでもなく、壊れているわけでもなく、部品がないんのです。何か代用品を探さなくてはなりません。

さて、どのようにするかなと、工具箱をひっくり返してごそごそと探していたら、○○ド○○ドのマドラーが目にとまりました。長さを見てみると測ったように丁度です。


実は先端部分は樹脂の溶着時に使用していたのでありませんでした。
（ポリプロピレンの溶着、歩く犬のぬいぐるみ骨折をご覧ください）
2017-07-11 23:38:38 | ノウハウ集

マドラーに、針が通るほどの穴を3カ所開けて縫い合わせ、これをテッシュの先に縫い合わせることにしました。ばっちりです。


お母さんの喜んだ顔がとても印象的でした。