
もうすぐ慰霊の日。沖縄戦で亡くなった人の御霊を慰め二度と戦争はしないと誓いを新たにする日だ。
今日は町立図書館で「やんばるの沖縄戦」〜護郷隊 戦場に向かった少年兵たち〜
という題で、川満 彰氏の講演会&上映会があった。
10代半ばの子どもたちはダブダブの制服と靴を履き恐怖(暴力)と歌によって洗脳され戦場へ駆り出された。その数は千人近い。
人が人でなくなるのが戦争。誰かを殺しても自分が死んでももうどうでもいいというまで追い詰められる。
重い口を開くことのできるのは、どの体験者も50年以上の歳月を必要とする。その間何度か頭をよぎり苦しまれただろうと思う。
二度と戦争があってはならないと思う気持ちから、若いものたちへ辛い体験を語る。
信頼関係がなくては口を開くこともない。足繁く証言を取った川満氏ありがとう。
不戦の誓いと世界平和を願うためにも「慰霊の日」を無くしてはならない。
隣国台湾に火の手があがらないか心配でならない。